俳優の伊藤健太郎(27)が9月10日に迎えた契約満了に伴って長らく所属してきた事務所を退所し、小栗旬(41)が社長を務める大手事務所に移籍することになると複数のメディアが報じている。

 芸能プロ関係者が話す。

「10月にも正式に小栗さんの事務所に籍を置くことになると言われていますよね。伊藤さんといえば2020年10月にひき逃げ事故を起こし、道路交通法違反で逮捕(のちに不起訴)され、関係各所への違約金は2億円とも3億円とも言われています。

 その違約金を立て替えるなど、ひき逃げ事故後も伊藤さんを支えてきた事務所をあっさりと見切るような移籍というふうにも見えてしまい、SNSには厳しい声も上がっていますよね」

 X(旧ツイッター)には、

《あの事件で此処まで仕事使って貰える様になったのは、今の事務所のお陰でしょう!!恩を返さないといけないんじゃないんですか!!》
《事務所独立って、立て替えてくれていた損害賠償金、もう返せたのかな?》

 といった意見も寄せられている。

「事務所関係者の手厚いサポートもあってか、伊藤さんは今年4月クールの『街並み照らすヤツら(日本テレビ系)で地上波ドラマに復帰。さらに、現在放送中のNHK大河ドラマ光る君へ』にも抜擢され、かなり復活してきましたよね。来年にはフジテレビ系のドラマ主演も決まっているといいますからね。

 そうなるといよいよ完全復活ですが、ひき逃げ事故後のサポート、マネジメントに全力を尽くしてくれたそんな事務所を離れるということもあり、批判的な声が出てしまっているんでしょう。それでも伊藤さんは、憧れの俳優である小栗さんのもとで働きたいという気持ちが強いのでしょうね」(前同)