■佐藤の意外な弱点が今期ドラマで発覚

 前出の白倉プロデューサーは、2021年7月の『テアトルロード』では、こんな評価も語っている。

《佐藤さんは解釈力はピカイチでしたけど、それ以上に印象的だったのが「佐藤健という人が楽しそうに演じた」ってところなんです。言ってしまえば私たちは冷静に見る試験官なんだけど、佐藤さんの演じてる姿を試験官が楽しんじゃった。「こりゃ、お客さんが楽しくないわけがないな」と》

 そうして『電王』で活躍した佐藤は、『電王』終了後も実績を積み続け、単なるイケメン俳優ではなく一流の演技派俳優としてその名をとどろかせるようになった。

 透明感あふれる抜群のルックスと恋愛ドラマの活躍ぶりから“共演者キラー”と週刊誌に報じられたり、先の2月19日の『週刊女性PRIME』が発表した『まだ結婚してほしくない男ランキング』で1位を飾ったりと、稀代のモテ男としても知られている。

 そんな佐藤は、現在の1月クールでは井上真央(36)の主演ドラマ『100万回 言えばよかった』(TBS系)でも井上の相手役として切ない恋愛ストーリーを演じているが、ここで佐藤の意外な弱点が明らかとなった。

『100万回~』では、佐藤演じる幽霊の鳥野直木が“口笛が下手で吹くときは変顔気味になるが、悠依(井上)に意思を伝えるために口笛でコミュニケーションを取る”という設定があるのだが、実は、佐藤も実際、口笛が苦手だというのだ。

 2月25日放送の『王様のブランチ』(TBS系)で、井上は佐藤の口笛について、

「健くんは口笛が苦手で、あの顔をしないと吹けないらしい」

 と明かしたのである。