吉高由里子(36)主演のNHK大河ドラマ光る君へ』の第36回「待ち望まれた日」が、9月22日に放送される。さまざまな人間模様を描き出している本作。まひろ(吉高)が物語を書き始め、後半戦に向けて盛り上がりを迎えている。

 同ドラマは、平安時代の恋愛長編小説『源氏物語』の作者・紫式部(吉高)の生涯を、藤原道長(柄本佑/37)との恋愛模様を織り交ぜながら描く物語。脚本を手掛ける大石静氏は、昨年5月の制作会見で「平安時代のセックス&バイオレンスを描きたい」と語っていたが、最近は、それがてんこ盛り状態になっている。

 9月15日放送の第35回「中宮の涙」は、道長は、一条天皇(塩野瑛久/29)の中宮となった長女・彰子(見上愛/23)の懐妊祈願のため、長男・頼通(渡邊圭祐/30)とともに御嶽詣へ向かう。険しい行程と悪天候に悩まされていると、伊周(三浦翔平/36)が武者を引き連れ、不穏な動きを見せる。

 その頃、まひろ(吉高)の書く物語に興味を持った一条天皇は、彼女に物語の真意を尋ねては、自身の境遇を重ねていた。一方、彰子はまひろに、物語で光る君に引き取られて育てられる娘は、自分のようだったとし、「このあとは光る君の中宮になるのがいい」と告げる。まひろは、それが彰子の本心だと知り……という展開。

 視聴者の反響が大きかったのは、彰子が一条天皇に「お慕いしております」と、泣きながらすがったシーン。X(旧ツイッター)上では、《彰子様がもう本当に少女漫画すぎて!ほんと頑張ったねー!良かったねー!》《まひろが彰子さまのことしっかり理解して、背中押してくれるの感謝しかないよ…ありがとう》などと、多くの感動の声が。