■“ブランド好き”ジュリー氏に岸優太も憤った!?

 キンプリを巡っては、平野紫耀(26)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)が5月22日をもってグループを脱退し、ジャニーズ事務所を退所することが明らかになっている(岸のみ今秋退所)。3人の脱退後は、永瀬廉(24)と高橋海人(23)でキンプリを存続させることになる。

 2022年11月の『週刊文春』(文藝春秋)によると、関西ジャニーズ出身の永瀬は自分からジュリー氏に「ご飯に行きませんか?」と声をかけていたといい、退所する3人はそんな永瀬を冷ややかな目で見ていたという。

 平野はジャニー喜多川氏(享年87)が亡くなって以降、海外進出をはじめとする目標を失い、2022年初め頃からその想いを伝えるべくジュリー氏に面談を求めていたとされる。

 ところがジュリー氏はドタキャンを続け、仕事の話なら5人で来るべきだと平野に告げ、その後、ようやく面会が実現したものの「あなたたちなんか知らない」と言い放ったと『週刊文春』では伝えていた。

「ジュリー氏はお気に入りのタレントはしっかりとケアするものの、キンプリを辞める3人のように、ジュリー氏のやり方に疑問を持つタレントは冷遇する、とも報じられています」(前出の芸能プロ関係者)

 退所前の山下智久(37)は、人気や多忙さに対して待遇面で恵まれていなかったとも示唆していたという。周囲に、ソロコンサートを満員にしてもギャラは50万円もなかったと愚痴ったこともあったからというから驚きだ。

 それはジャニーズの若手グループでもトップクラスの活躍をしてきたキンプリも同様だったようだ。稼働や人気に見合うような待遇ではなかったことに不満を抱いていた一方、ジュリー氏はシャネルやエルメスなどの高級ブランドを愛用。

 宝石だらけの指輪を身に着けたジュリー氏を見て、普段はあまり感情を出さない岸も「あれはないわ」と憤っていたと『週刊文春』が報じていた。

■永瀬廉は4月クールの日曜劇場ドラマにも出演へ

 前出の芸能プロ関係者が続ける。

「ジャニーズ事務所はこれらの報道を受けて『週刊文春』を訴えましたから、すべてが真実かは定かではありませんが、キンプリを辞める3人がジュリー氏や待遇に不満を抱いていたことがうかがえます。一方、ジュリー氏と“上手いことやっている”永瀬さんは事務所に残り、新規の仕事も続々と決まっていますよね」

 永瀬は現在放送中のドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』で主演の広瀬すず(24)の相手役を好演中だ。

 さらに福山雅治(54)と大泉洋(49)が13年ぶりに共演する4月スタートの日曜劇場ドラマ『ラストマン―全盲の捜査官―』(ともにTBS系)に出演すると、2月28日発売の『女性自身』(光文社)が報じたばかり。

 3月22日に4時間にわたり生放送される大型音楽特番『Premium Music2023』(日本テレビ系)でも、永瀬は2022年に引き続きMCを務めることが発表された。

「永瀬さんは主演映画も決まっていますからね。3人の脱退後、永瀬さんと高橋さんは俳優業をメインにしていくと見られますが、すでに5月22日以降を見据えた動き方をしていますよね。

 長尾さんや永瀬さんの仕事ぶりを見るに、たしかにジュリー氏に気に入られないと売ってもらえないとも思えてきてしまいますよね。ジュリー氏のやり方に不満を抱いていたという平野さん、岸さんのキンプリ脱退、そして退所はやはり避けられないことだったのかもしれませんね……」(前同)

 ジュリー氏の後押しを受け、長尾と永瀬は快進撃を続けていくことになるのだろうか――。