なにわ男子長尾謙杜(20)と俳優の坂東龍汰(25)が、4月スタートのTBS火曜ドラマ『王様に捧ぐ薬指』に出演することが2月28日に発表された。

※画像は『王様に捧ぐ薬指』の公式ツイッター『@ousama_tbs』より

 同作は『プチコミック』(小学館)で連載され、単行本(全8巻)が累計発行部数185万部を記録した、わたなべ志穂氏による同名漫画が原作。

 大好きな家族を守るべく結婚を選んだ“ド貧乏シンデレラ”の羽田綾華と、業績不振の結婚式場を立て直すために好きでもない女性との結婚を選んだ“ツンデレ御曹司”の新田東郷が繰り広げる胸キュンラブコメディ。

 主人公の綾華を橋本環奈(24)が、相手役の東郷をHey!Say!JUMP山田涼介(29)が演じる。

 今回、出演が発表された坂東は綾華の高校時代の同級生で初恋の相手でもある神山絢斗を演じる。長尾の役は綾華の弟で、羽田家の長男の陸。あることがキッカケで綾華と東郷の新婚生活に疑念を抱くようになる、という重要な役どころだという。

 長尾は「先輩の山田くんは、ライブを観に行かせていただいたりプライベートでお会いすることはありましたが、共演は初めてです。これを機に、もっと仲を深めていきたいと思っています」とコメントを寄せた。

「長尾さんの出演決定を受けてツイッターでは『長尾くん』がトレンド入りするほど大盛り上がりでしたが、ここにきて演技の仕事が立て続けに決まっていますよね」(女性誌編集者)

■『どうする家康』&『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』にも抜擢

 2月10日、松本潤(39)主演のNHK大河ドラマどうする家康』の追加キャストが発表され、家康の異父弟・久松源三郎勝俊(ひさまつ・げんざぶろうかつとし)役を長尾が演じることが明らかになった。

 また、5月26日公開の映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』で、高橋一生(42)が演じてきた主人公の岸部露伴の青年時代を長尾が演じることも発表されている。

「長尾さんは、昨年配信のAmazonオリジナル映画『HOMESTAY』で主演を務め、“記憶喪失で他人の体に『ホームステイ』している青年”という、“魂”と“本来の肉体の持ち主”の一人二役を好演。

 かねてより、演技の仕事をしたいとも公言していて、“憧れの先輩”としてジャニーズでも特に演技派として知られる生田斗真さん(38)や『どうする家康』に出演中の岡田准一さん(42)の名前を挙げていましたからね。

『王様に捧ぐ薬指』を含め3本の仕事が一気に決まったのも、その演技力が評価されたからでしょう。しかし、同時にバーターであったり、ジャニーズ事務所上層部のゴリ押しではないか、という指摘も少なくありません」(前同)