■第1位は“個人的なことは聞かない”“話しかけない”「人に干渉しすぎない」
第1位は、「人に干渉しすぎない」。
職場でもプライベートでも、あまり親しくない相手に個人的なことを聞くことはタブー。こちらが親しみを感じていても、相手はどう思っているか分からないので、線引きが難しい。一方で、仲良くなりたくてもハラスメントにならないよう、踏み込めないということも起きているようだ。
「プライベートなことはあまり聞かないようにしている。人前で他人を大声で罵倒するのを見た」(47歳/男性/研究・開発)
「仕事以外のことはできるだけ話さない。たいしたことでないのに、同僚が後輩を強く叱責していたのを見た」(48歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「男性でも女性でも、家や家族のこと個人的なことは本人から話さない限り聞かないようにする。同じ地元だと判明した人が、私の家の場所などを執拗に聞いてきたときにモヤっとした」(53歳/女性)
「家庭内の深い事までは聞かない。人を見た目で判断するのを見た」(53歳/女性/主婦)
「プライベートを根掘り葉掘り聞かない。結婚していない人をからかっている人がいた」(49歳/女性/総務・人事・事務)
「余計な会話は慎む。高圧的な人を見かけたとき嫌な気分になった」(53歳/女性)
「プライベートの質問をしない。有給を使いたいときに上司から嫌味を言われる」(41歳/男性)
「必要以上に話しかけない。かける言葉には気を付けている。上司が部下を叱責しているのを見た」(42歳/男性)
「あまり立ち入ったことは聞かないようにしている。偉そうな上から目線の言い方をする男性。年が下の子にはもっとひどい言い方しているんだろうと思う」(49歳/女性/主婦)
「なるべく余計な話をしない。上司から能力が低いという意味合いのセリフを何度も言われたことがある」(56歳/女性/コンピュータ関連技術職)
「あまり干渉しない。仲良くない人の話を延々と聞かされた。苦痛だった」(48歳/女性)
「あまりプライベートな会話をしない。仕事内容の話だけにする。上司から恫喝された」(41歳/男性)
「プライベートに踏み込まない。間違いなくハラスメントだと思いますが、怒鳴られ、蹴られたことがある」(50歳/男性)
まだまだある、「ハラスメント普段気をつけていること」第4位以下はこちら!
■「ハラスメント普段気をつけていること」ランキング
1位 干渉しすぎない
2位 言葉遣い
2位 見た目に触れない
4位 パワハラに気をつける
5位 相手を尊重する
5位 セクハラに気をつける
7位 エイジハラスメントに気をつける
8位 平常心を心がける
9位 恋愛・結婚の話をしない
9位 子どもの話をしない