笑いのカリスマ、ダウンタウン松本人志(60)は、自身の女性問題を報じた『週刊文春』の発行元である文藝春秋などに名誉を毀損されたとして、裁判に集中するために今年1月から芸能活動を休止中。だが、9月18日発売の『女性自身』(光文社)では、両者間に“電撃和解”の可能性が出てきており年内のテレビ復帰もありうると報じられるなど、ここにきて動きがありそうな気配も漂ってきているが――。

 民放キー局関係者は話す。

「報道の通り、裁判が一気にまとまり仮に年内復帰が叶っても、タイミング的にさすがに間に合わないであろう大型特番番組と賞レースがこの先に控えていますよね。松本さんの不在をどう埋めるのかで今、TBSは大荒れだと聞こえてきています」

 TBSでは2020年以降、毎年10月(20年のみ9月)にダウンタウンが総合司会を務める8時間の大型特番『お笑いの日』を放送している。

「8時間ぶっ通しで、とにかくお笑いをやる特番として放送されていますよね。今年の放送日はまだ公表されていませんが、間違いなく10月12日(土)でしょう」(前同)

 例年、『お笑いの日』の大トリには“日本一のコント師”を決める大会『キングオブコント(KOC)』の決勝戦が生放送される。今年の『KOC』は10月12日にテレビ放送されると発表済みのため、必然的に『お笑いの日2024』もその日になる、ということだ。

「そこで大きな問題になってくるのが、松本さんが『お笑いの日』、そして『キングオブコント』に出られないであろうということですよね。

『お笑いの日』は、“現代のお笑いの象徴”であるダウンタウンさんがいたからこそ成立する番組です。それこそ、オープニングアクトでの盛り上がりぶりは、ダウンタウン以外ではあり得ないでしょう」 (同)

 たとえば、『お笑いの日2023』のオープニングでは松本と浜田雅功(61)がセンターマイクの前に歩み寄り3分ほどのトークをしたが、その内容が事実上の漫才だったことでお笑いファンは大沸騰。SNSは大盛り上がりとなっていた。圧倒的なカリスマ性があるダウンタウンが総合司会を務めているからこそ、8時間もの長丁場の笑いの特番『お笑いの日』は成立してきたと言えるだろう。