■お笑いコンテンツ以外の放送も…
前出の民放キー局関係者は続ける。
「ところが、今年は松本さんがいない。そこでまず聞こえてきているのが、これまでダウンタウンさんが務めてきた『お笑いの日』の総合司会は中堅コンビに任せることになりそう、ということですね。ただ、“松本不在”の影響は総合司会のところでは止まらないといいます。
やはり、松本さんがいて、浜田さんがいて、ダウンタウンが中心にいることで『お笑いの日』は成り立ってきた。それがない今年は、TBS局内のさまざまな調整にも影響しているといい、これまでとの最大の違いとしては、純粋なお笑いコンテンツではない企画が挟まれるかも……と聞こえてきていることです」
これまでの『お笑いの日』は8時間4ブロックの構成となっており、後半2ブロックは笑福亭鶴瓶(72)と今田耕司(58)MCの『ザ・ベストワン』と、『キングオブコント』の決勝戦で固定されている。前半2ブロックは『あらびき団』や『お笑いプラスワンFES』、『ラヴィット!Presents つかみー1グランプリ』など、ネタ見せ番組がこれまで放送されてきた。
「それが今年は、昨年に引き続き『ラヴィット!』の特番と、さらにはスポーツ関係の企画が放送されることになりそうだと言うんです。『ラヴィット!』は早朝からの突き抜けたバラエティ番組をうたっているので良いのでしょうが、スポーツの企画となると、『お笑いの日』とは少々ズレを感じさせますよね……。お笑い番組で統一できない背景にも、松本さん不在の影響があるのではと見られていますね」(前同)
そして何より、多くのお笑いファンが気にかけているのは『キングオブコント』だろう。
「例年通りなら、司会は今年も浜田さん、進行は日比麻音子TBSアナウンサー(31)ではないでしょうか。浜田さんの“結果発表!”は『KOC』の名物ですし、日比アナも2020年から『KOC』の進行を務めていて、人気のアナウンサー。自身のSNSでも幼少期の写真を公開して話題になるなど、仕事もできて好感度も抜群のアナウンサーですよね。
ただ、今年は審査員長を務めてきた松本さんが不在となると。すでに、お笑いファンの間ではそれを残念がる声も多いですよね」(同)