タモリ（７７）がＭＣを務める深夜の名物バラエティ番組『タモリ倶楽部』（テレビ朝日系）が３月末をもって終了する。
テレビ朝日によると、放送開始から４０年の節目を迎え「番組としての役割は十分に果たしたということで、総合的に判断し３月末をもって終了」と判断したという。
「２０１４年に終了した『笑っていいとも！』（フジテレビ系）に続き、タモリさんにとってもライフワーク的な番組だった『タモリ倶楽部』も終了というのは、何とも寂しいですよね……」（芸能プロ関係者）
『タモリ俱楽部』が終わるからといって、タモリが芸能界を引退するわけではない。『ミュージックステーション』や特番の『タモリステーション』（テレビ朝日系）、『ブラタモリ』（ＮＨＫ総合）などのレギュラー番組はいまだに好評を博している。
「それでもタモリさんの中にも“店じまいは近い”という思いはありそうですよね。それほど、タモリさんがやりたいことをやっていた番組『タモリ倶楽部』の終了は大きいことです。まだまだお元気ですが７７歳とご高齢であるのも間違いないですからね。
ただ、タモリさんだけではありません。ここにきて、“もう１人の大物”の現役引退の日も近いのではないか、とささやかれているんです。それがタモリさんとともに“お笑いＢＩＧ３”の一角を担ってきた明石家さんまさん（６７）なんです」（前同）
■「６０歳、６５歳、７０歳」と引退時期をたびたび示唆
さんまはかつて「６０歳での引退」を示唆していた。
２０１１年放送の『さんまのまんま』（関西テレビ）にゲスト出演した千原ジュニア（４８）から「引退を考えたりするんですか？」と問われたさんまは「６０歳」と即答。以降、週刊誌やスポーツ紙などで「さんまの引退説」がたびたび報じられるように。
２０２０年６月放送の『行列のできる法律相談所』（日本テレビ系）に出演した際にも、さんまは「ファンがもっと少なくなったら辞めようと思っている」という考えから、６０歳で引退しようとしていたと説明する場面があった。
ところが周囲から「落ちていくところが見たい。今辞めるのはカッコよすぎる」と言われて「引退を辞めた」とし「次に辞めるのは６５歳やなと。（６５歳の誕生日まで）あとひと月。でも、そういうチャンスも失った」と語っていた。
さらに２０２１年３月の『メレンゲの気持ち』（日本テレビ系）でも「昔の夢は６０歳で引退して、滋賀県のほうに行って、窯を作って信楽焼をやろうと思ったことがあるんですよ」と告白。
これに久本雅美（６４）が「６０で引退するって言ったとき、みんなが反対しましたからね」と当時を振り返り、さんまは「７０くらいから焼き物やるかわからへんけど」と、いまだに焼き物職人になる夢をあきらめていないと打ち明けていた。
