■水卜アナの“涙の謝罪”が逆効果に……

 2023年11月、日本テレビの系列局の元幹部が『24時間テレビ』の寄付金の一部を着服していたことが発覚。このことで、『24時間テレビ』の放送の是非が問われる事態となった。

 この問題を受け、水卜アナは6月20日放送の『ZIP!』内で「みなさまからの信頼を裏切ってしまう行為です。あらためて心よりお詫びいたします」と謝罪した。その後も「本当に申し訳なく思っていますし、心苦しく思っています」と頭を下げ、「でも、だからこそ、みなさまが作ってくれた『24時間テレビ』を私たちは続けたいです」と、今年も同番組を放送すると説明した。

 水卜アナは『ZIP!』に続いて同日放送の『DayDay.』(日本テレビ系)にも生出演。『24時間テレビ』の着服問題について再び謝罪することとなった。

『ZIP!』出演時、水卜アナが目に涙を浮かべて説明をしていたこともあり、

《とりあえず社長がでてくるか、番組辞めるかしかないですね》
《一介の女子アナに謝罪させて終わらせるつもり? 水卜アナが涙を流してまで謝罪する事では無いだろ? 今回の件に関係した経営陣全てが表に出て誠心誠意謝罪するべきだろ》

 など、日本テレビや同局上層部に対する厳しい声がX(旧ツイッター)には殺到することとなった。

「水卜アナは、上から無理やり言われて謝罪したわけではなく、自らその役割を買って出たといいます。彼女は『24時間テレビ』を本当に大切に思っていて、自分にとって一番重要な仕事だと思っているそうですからね。だからこそ、涙を流すほど感情を露わにしてしまったのではないでしょうか。

 ただ、水卜アナの涙の謝罪で日テレに“嫌気が差した”や『ZIP!』を“もう見たくない”となった視聴者もいると。『24時間テレビ』は無事に放送を終え、視聴率も昨年を上回るなどそれなりの結果を残しましたが、あの謝罪が尾を引き、『ZIP!』の視聴率低迷につながってしまった、とも関係者の間では話されていますね」(前出の制作会社関係者)

 23年7月より『ZIP!』の水曜パーソナリティーを務めているジャングルポケット斉藤慎二(41)が、体調不良のため活動を休止すると9月20日に発表したことも一部で物議を醸している。

「斉藤さんは8月7日の『ZIP!』の生放送以降、番組を欠席していましたが、1か月以上経って活動休止を発表。休止にあたってスポーツ紙のWEBメディアでは当初、《コンプライアンス上の問題》と見出しを打っていたのですが、その部分がいつの間にか削除されるなどし、SNS上でもさまざまな憶測が飛び交っていますよね」(前同)