9月23日、SnowManの目黒蓮(27)が主演、有村架純(31)がヒロイン役、古川琴音(27)がキーパーソンを務めた連続ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系、全12話)が最終回を迎えた。物語はハッピーエンドを迎えたが、“有村の扱いがぞんざいすぎる”という声が殺到している――。
『海のはじまり』は、目黒の出世作で川口春奈(29)主演の『silent』を手掛けた脚本・生方美久氏(31)、演出・風間太樹氏(33)、プロデューサー・村瀬健氏(50)が再集結し、人と人との間に生まれる愛と家族の物語を描く“親子の愛”をテーマにしたオリジナル作品。
主演の目黒は、古川演じる元恋人・南雲水季の死後に小学生の娘の存在を知り、シングルファザーとして生きることになった青年・月岡夏、有村は、夏の現在の恋人・百瀬弥生を演じた。
【以下、『海のはじまり』最終話のネタバレを含みます】
「『海のはじまり』は、身も蓋もない言い方をすれば水季(古川)が“心変わりして子ども産むことに決めた”と夏に告げずにこの世を去った結果、夏(目黒)や弥生(有村)が苦悩することに――という話でした。
もちろん水季も悩んだ末の決心でしたし、大竹しのぶさん(67)演じる水季の母・朱音が“彼女さん(弥生)が一番巻き込み事故って感じ”と話すシーンもあるように、脚本家・生方氏の意図でもあるとは思いますが……。有村さん演じる弥生があまりにも可哀想だと初回から言われていました」(テレビ誌編集者)
第1話の時点で弥生と夏は結婚も秒読みの関係だったが、物語が進むにつれ、夏は泉谷星奈(7)演じる娘・海の父親としての意識を持つようになる。最初は弥生も海の母親代わりになろうとしたが、どうしても海を通じて夏の元恋人である水季の存在を強く感じてしまい、次第に疎外感を覚えるように。そして第9話で夏と破局することを選んだ。