■日テレでもムロツヨシの主演ドラマが消滅

 日本テレビの今年4月クール「土ドラ10」枠では、“小学館の漫画原作のドラマ”が放送される予定だった。一部ではムロが主演、西炯子氏の『たーたん』が原作となる作品だったとも報じられた。

 しかし、2023年10月クールに日本テレビで放送されたドラマ『セクシー田中さん』の原作者の芦原妃名子さん(享年50)が、望まない原作改変騒動に巻き込まれて今年1月に急逝。これを受け、日本テレビは2月22日に“小学館の漫画原作のドラマ”の制作を見送ることを発表した。

 主演予定だったムロは、新たに制作されるドラマの主演オファーに断わりを入れたとも報じられ、代わってSixTONES森本慎太郎(27)主演の『街並み照らすヤツら』が制作されることが3月21日に明らかになった。

「ムロさんが『街並み照らすヤツら』の主演話を断わったとも言われていますが、俳優には台本を読んで出演作品を決める権利がありますからね。当初のドラマと全く違いますし、自分がやるべきではないと判断したのかもしれませんね。

 ただ、話通りなら『たーたん』もそうですし、『うちの弁護士は手がかかる』の映画化の話など、ムロさんは主演作へ出演する機会を立て続けに失っているとも言えますよね……」(前出の芸能プロ関係者)

 映画やドラマに引っ張りだこのムロだが、ここ最近は『小泉孝太郎&ムロツヨシ 自由気ままに2人旅』や『だれかtoなかい』(ともにフジテレビ系)など、バラエティ番組での活躍も増えている。

「『だれかtoなかい』のMCも楽しそうにこなしていますが、本業はやはり俳優ですからね。しかも主演作に出演する機会を失ってしまっていると。主演作で芝居がしたくてもできない状況は、ムロさんとしては非常にツラいところではないでしょうか」(前同)

 マルチに活躍するムロだが、良いオファーを得て、素晴らしい演技を見せてほしい。