■STARTO社が売り出していきたいのは若いジュニア

 少年忍者は、2018年に結成された21人組という大所帯のジュニア内ユニット。一般層への認知度は低いが、リーダーの川崎皇輝(22)が、Snow Man目黒蓮(27)主演の『海のはじまり』(フジテレビ系/7月期)準レギュラーの図書館司書役で「月9」デビューし、演技力が絶賛されるなど、俳優業で知名度を上げつつある。

 ちなみに、Snow Manとしてデビューしたラウール(21)も、2018年から1年ほど少年忍者のメンバーだった時期がある。

 芸能プロ関係者は話す。

「ジュニアの人気ユニットでは5人組のHiHi Jetsと6人組の美 少年が“2トップ”ですが、前者は“ジュニアのセンター”とまで言われていた高橋優斗さん(24)が10月1日で脱退・退所すると発表済み。後者は、最近もメンバーの女性が絡むネット上の騒動があったり、昨年にはメンバーがシュークリームを壁に投げて遊ぶ不適切動画が拡散されたりと、とても不安定なグループですよね。

 ジュニアの“2トップ”ながら、両グループのデビューはまだ全く見えないと言えそう。その影響もあって、川崎さんの活躍などで勢いが感じられる少年忍者を応援したい、と思うファンも多いのかもしれませんね」

 他にもジュニア内ユニットは多く、6人組の7MEN侍、4人組のSpeciaL、8人組のGo!Go!kids、5人組のLilかんさい、11人組のBoys be、9人組のAmBitiousが公式サイトに名を連ねている。彼らを巡っては、こんな話も――。

「STARTO社としては今後、できるだけ若い世代のグループを売り出していきたいと考えていると聞こえてきています。その理由は、ジャニー喜多川氏(享年87/19年7月9日没)の影響力が及んでいないから。心機一転、今年の4月からスタートしたSTARTO社としても、ジャニーイズムがほぼ入っていない真っ新な若手たちを、ゼロから育てていきたいのではないでしょうか。

 タレントには全く罪はないですが、何かと色眼鏡で見られるということもありそうで、退所が決まっているHiHi Jetsの高橋さんは“ジャニーさん最後の推しメン”の煽り文句で売れていた時期もあり、退所発表時にXで同ワードがトレンド入りしたほどです。

 若いジュニアたちをどう売っていくかというのは、STARTO社の大きな課題であり、極めて重要なミッション。デビュー組のマネジメント以上に、気合いが入るところではないでしょうか」(前同)

 徐々に注目度が増していると言われる少年忍者。続いたメンバーの熱愛報道と、個々の自由度が高まっているグループの未来に不安を感じて、ファンの一部が離れていっていると言われるSixTONES。今、STARTO社のグループを応援するファンに、大きな変化が訪れていそうだ――。