■「スーパールーキーですよ」佐久間宣行Pも絶賛

 伊集院と佐久間氏は、8月9日放送の『伊集院光&佐久間宣行の勝手に「テレ東批評」』(テレビ東京系)に出演。

 7月20日放送の『バス旅W』第3弾を見た伊集院は「バラエティ能力をあまり知らなかったスケートアスリートの高木菜那さん。普通だったらバラエティにおける完全ゲスト。その高木さんの特性の高さ」と高木の立ち振る舞いを絶賛。佐久間氏も「スーパールーキーですよ」と同意していた。

 伊集院が「体力ある、明るいはアスリートだからそういう素質もあろうと思うんだけど、ちゃんと地図を把握したりとか……」と切り出すと、佐久間氏も「サッカーとかで“こいつどうなんだ?”っていうルーキーを入れたあと、そのルーキーがすごすぎてチームがルーキー中心に変わっていくときがある」と補足。

 さらに佐久間氏は「番組の後半、高木さん中心のフォーメーションに変わってる。本当、司令塔。『バス旅』で最初に参加した人が司令塔になることなんて絶対無理ですからね」と解説し、「テレ朝のサンドウィッチマンの番組とかにもすぐ引き抜かれそう」とも分析していた。

「第3弾では、長距離を歩く際にたけうちほのかさん(27)の荷物を高木さんが持ってあげたり、バスの運転手や案内所の係員に率先して聞き込みをしていました。また、バスの車内だけではなく、歩きながら地図とにらめっこしてルートを探る高木さんの姿は“バス旅のプロ”太川さんを彷彿とさせるよう。

『バス旅W』は第1弾と第2弾の評判がかんばしくなく、それが原因か第3弾放送まで半年以上も時間が空いてしまいました。“女子会旅”の楽しい雰囲気を評価する声もありましたが、太川さん&蛭子さん時代の過酷な徒歩移動、乗り継ぎ戦略などを楽しみに『バス旅』を見ている人が多いですからね。『バス旅W』では物足りないという視聴者もいるんです。

 太川さん&蛭子さん時代は、太川さんの普通ではない勝利への本気度、蛭子さんが文句を言ったり、食事の場面でも地元の名産品を無視してかつ丼を食べたりする自由奔放さも、番組視聴の楽しみの1つでした。『バス旅W』では赤江さんも三船さんも優等生で、悪く言えば“普通”。それにより、番組に“熱”がなかったんですよね。それも、視聴者から“『バス旅W』はつまらない”という声が上がっていた要因かもしれません」(前出の制作会社関係者)

 そんななかにあって、YouTubeにアップされた『バス旅』第4弾の予告動画のコメント欄には、

《高木菜那は今後リーダーでいいと思う。赤江珠緒と三船美佳は体力的にガチ旅はキツそう》
《初回からの出演者がいなくなった!でも高木菜那さんはめちゃ有能なのでぜひ今回は成功を!》
《アスリート2人に増員!!がんばれ!!》

 と高木の活躍に期待する声が寄せられている。