■梶浦由記氏抜きの復活にKalafinaファンからも疑問の声

 梶浦氏の声明を受け、

《梶浦由記の関わってないKalafinaなんて、Kalafinaではなくてもう別物や…》
《久々にKalafinaの名前聞いたけど、当時の曲聞いてた人から見たら梶浦先生抜きはもう別物よね~》
《みんなアラフォーの社会人でしょ? 梶浦氏に筋だけは通すべきじゃないの?》

 と疑問を呈する声や梶浦氏の楽曲の扱いを心配する声などがXには多数寄せられた。これを受けてだろう、梶浦氏は10月4日に再びXを更新。

《蛇足になってしまいますが…たかがプロデューサーが一人離れたくらいで、Kalafinaさんが過去の曲を歌えなくなるなどという事はあり得ませんし、私個人もそんなことは一切望んでおりません》と綴った。

「2019年3月のKalafinaの解散理由は、もちろんいろいろあるでしょうが、解散直前はメンバー間の関係もよくなかったといいますね。一気に売れたことで態度が変わってしまったメンバーもいたとも言われましたし、解散のかなり前から分裂状態だったとも……。そんなユニットを何とかまとめていたのが梶浦さんだったといいます」(レコード会社関係者)

 梶浦氏は、劇場版『空の境界』をはじめ、アニメ『機動戦士ガンダムSEED』、『魔法少女まどか☆マギカ』、『ソードアート・オンライン』、そして『鬼滅の刃』シリーズの劇伴(映画、演劇、テレビドラマやアニメなどの中で流れる音楽)を担当。

 LiSA(37)が歌唱した『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』の主題歌『炎(ほむら)』の作詞(LiSAと共作)、作曲、プロデュースも手掛けた、アニメ業界・アニメ好きの間ではよく知られた人物だ。

「Kalafinaの復活は、メンバーと梶浦さんがかつて所属した芸能事務所の関係者もかかわっていると聞こえてきています。同社からはここ最近、タレントの退社が相次いでいましたね」(前同)