9月31日にスタートした橋本環奈(25)主演のNHK連続テレビ小説おむすび』に、早くも暗雲が立ち込めている――。

『おむすび』は、橋本演じる平成元年生まれのヒロイン・米田結が高校時代に“ギャル文化”と出会い、やがて栄養士として人の心と未来を結んでいく“平成青春グラフィティ”作品。

 物語は福岡県・糸島で結が高校生活初日を迎えるところから始まり、序盤のシナリオはみりちゃむ(大木美里亜/22)演じる“ルーリー”率いる「博多ギャル連合(ハギャレン)」との交流が中心となっている。

「『おむすび』は平成が舞台であること、ギャル文化を中心に話を展開していくという意欲的な内容が注目を集めていますが、これまでの朝ドラでは扱われなかったジャンルであり、登場人物のキャラクターなどから、視聴者の間で賛否両論となっています。

 特にみりちゃむさん演じるルーリーの脅迫シーンは、直後の情報番組『あさイチ』での“朝ドラ受け”で博多華丸・大吉博多大吉さん(53)も、”脅迫はよくないよね。仲良くしていたのに。嫌だな”と、苦言を呈していましたね」(テレビ誌編集者)

【以下、『おむすび』のネタバレを含みます】

 橋本演じる結はギャル嫌いで、家族にもギャル軍団と知り合ったことを隠しているが、仲里依紗(34)演じる姉・歩はハギャレンを立ち上げた“地元伝説のギャル”。歩に憧れているルーリー(みりちゃむ)らギャル軍団は結をハギャレンの総代(リーダー)に勧誘し、挙句の果てに「ハギャレンを守るためだったらどんなことだってするよ」と、結がギャル軍団と撮ったプリクラ写真を自宅に送りつけると言い、脅迫まがいの行動で結をハギャレンに入れようとする。

 そうした行為を受けて、結は「ウチはお姉ちゃんとは違う」と泣きながら自転車を走らせる――というシーンが、第7話時点では描かれた。