■『ちむどんどん』化を回避するためには

 そんな『おむすび』を巡っては、

《今回の朝ドラ、ギャルの話しが長過ぎるし、しつこい、つまらない、興味もない》
《どうしよう…、マジで単純につまらない…、来週もギャル絡みの話メインで続くやつだし…》
《これだけは言いたくなかったけど今回の朝ドラ『おむすび』だんだん『ちむどんどん』して来て辛すぎる》

 といった、“つまらない”という声や、もはや伝説級の低評価となった朝ドラ『ちむどんどん』(22年度前期)を連想する声も多く寄せられているのだ。

 また、主演の橋本には《目のクマが気になってしょうがない》《メイクなのか分からんけど橋本環奈の目のクマが気になる》など、疲労を心配する声も上がっている。

「厳しい声が噴出していますが、脚本は今後の展開を考えてしっかりと練り上げられていそうですし、現時点では演出面も『ちむどんどん』のような不自然な“ワープ”や、時代設定を無視した小道具なども出てこない。『ちむどんどん』扱いは早計だと思われます。《ギャルサー設定が斬新》《世代ドンピシャで面白い》など、好意的な声もありますね。

 ただ、すでに物語序盤のテーマ、空気感が朝ドラ視聴者層に合わず、嫌われ始めていることも事実。嫌われまくった朝ドラ『ちむどんどん』化を回避するためにも、今後、2つのポイントが重要になってきそうです」(前出のテレビ誌編集者)

 1つは、ずっと名前だけ登場していて、現在は東京にいる伝説のギャル・歩(仲)の、本編登場だという。

「仲さん演じる歩は主人公にとってコンプレックスとなっていたり、ルーリーらの憧れだったりと、多くの登場人物に影響を与えていますよね。逆に言えば、彼女が登場しないと物語が大きく動かない感じがある。

 公式コメントから、歩はそう遠くない時期に登場すると考えられていますが、彼女が出ることで話が進み、現在フォーカスされている、ギャルのエピソードにもひと段落つくことになりそうですよね。それが、2つ目のポイントにもつながってくるかと」(前同)