10月12日に行なわれた『キングオブコント2024』(TBS系)。結成16年目のラブレターズが見事優勝を飾ったが、彼らを審査する審査員席に、お笑い界のカリスマ、ダウンタウン・松本人志(61)の姿はなかった――。
自身の女性問題を2023年12月27日発売の『週刊文春』に報じられた松本。名誉を毀損されたとして、松本が発行元の文藝春秋などに5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟を巡り、延期になっていた第2回弁論準備手続きが11月11日午前11時30分から非公開で行なわれることになった。
3月28日に第1回口頭弁論が、6月5日に第1回弁論準備手続きが行なわれ、8月14日には第2回弁論準備手続きが行なわれる予定だったが、直前に延期が決定。
その理由を、文春側の喜田村洋一弁護士は「裁判所が決定したんです」と東京地裁からの提案だったと説明。第2回弁論準備手続きにあたって「証拠は20個ほど提出した」とも話し、記事内で松本に男女の関係を強要されたと主張するA子さんらが出廷する可能性について「それはあるでしょうね」と語った。
理由がない弁論準備手続きの延期はあり得なく、それが直前で延期されたのは、双方が和解を視野に話し合いを始めたからだと複数のメディアが伝えていた。
『サンデージャポン』(TBS系)などの番組にコメンテーターとして出演する細野敦弁護士(59)も8月27日、自身のYouTubeチャンネルにアップした動画で松本の裁判について、
《(第2回弁論準備手続きが行なわれる予定だった)8月14日というのは『週刊文春』側が記事に対し真実であった、あるいは真実相当性があったということを立証する期日でした。それが延期になるということは、文春と松本さん側が水面下で和解の話し合いが続けられている状況かなと思います》
と推測していた。