■過去に報じられた盟友の飲み会参加

 前出の民放キー局関係者は続ける。

「第2回弁論準備手続きが実施されるとなると、あらためて松本さんが飲み会で行なったとされることが世に出るわけですよね。

 そして文春側の“証拠”が出てくれば、次は松本さん側は反論することになる。そうなると双方はいよいよ引けなくなってしまうでしょう。松本さんは名誉を毀損されたと主張してもう芸能活動を10か月近くも休んでいるわけだし、一方の文春側も5億5000万円という損害賠償を求められているわけですからね。

 第2回弁論準備手続きで、松本さんが厳しく見える“証拠”が出てくるなら、松本さん側は“だったらとことんやってやる”となるでしょうし、記事には自信を持っている文春側も譲ることはない。つまり、水面下で行なわれていると見られる和解協議は完全に決裂してしまい、裁判はさらに泥沼化、長期化していくことになると見られるんです」(前出の民放キー局関係者)

 第2回弁論準備手続きが実施され、双方の引き続き争う姿勢が明確になると、目安として巷間言われていた年内復帰などはあり得なく、復帰自体が見えなくなってしまうだろう。

「来年以降も……もう、いつ復帰できるかわからなくなりますよね。両者が真っ向からぶつかり合うなら、裁判は“3年はかかる”と多くの専門家が指摘していましたからね。

 そして、裁判が泥沼化、長期化すれば、文春サイドからは次々と“証拠”が出てくると見られます。さらに、7月、松本さん側の田代弁護士が告発者であるA子さんの出廷を探偵を使って“妨害”などをしていたという記事が文春で出て、田代弁護士サイドが完全否定するなどの法廷外のバトルがありましたが、そうした展開も再びあり得るでしょう。

 そうなると、一緒に番組『まつもtoなかい』(フジテレビ系)もやっていた盟友と言われる中居正広さん(52)への飛び火展開なども考えられますよね。過去には、松本さんを囲む女性同席の飲み会に中居さんが参加したことがあるとも報じられ、中居さんサイドもそれを認めていますからね。そうした飲み会の詳細なども、両者バチバチの裁判が続けば、あらためて記事として出てくることになるかもしれません。

 11月11日の第2回弁論準備手続きを迎えてしまえば、そうした泥沼に再突入していく可能が十分にある。ですので、それを避けるためには、11月11日までに、水面下で行なわれていると見られる和解協議が決着しなければいけない。ただ、第2回弁論準備手続きが延期となった8月から続いていると見られるわけで、それがここに来てまとまるものなのか……決して簡単なことではないでしょうね」(前同)

 12日の『キングオブコント2024』のMCを務めた相方の浜田雅功(61)は、松本の活動休止後に「あの人の代わりはいないんでね。戻ってくるまで自分ができることを一生懸命やろうかなという感じです」とラジオで語っていたが、松本が戻ってくる日は、いつに――。