フジテレビの人気アナウンサー・宮司愛海アナ(33)が結婚していたことが10月15日に明らかになった。お相手はロックバンド・King Gnuのリーダー・常田大希(31)の兄で音楽家・起業家の常田俊太郎氏(34)。

 挙式・披露宴を行なうかは未定で、宮司アナは今後も仕事を続けるという。15日夕方、MCを務める情報番組『Live News イット!』(フジテレビ系)に出演した宮司アナは次のように自身の結婚を報告した。

《昨日までに婚姻届を提出いたしまして、結婚をいたしました。変わらず仕事は続けてまいりますので、しっかりといろんな視点を持った伝え手として、これから精進していきたいと思っております》

「宮司アナの結婚は非常におめでたいことで、Xにも祝福コメントが多数寄せられています。お相手の俊太郎さんは、津田健次郎さん(53)似のイケメン。共演した際に弟の大希さんが“兄貴とめちゃめちゃ似てる”と言ってましたね。

 まさに美男美女、才子才媛同士の結婚になりましたが……現在の宮司アナにとって一丁目一番地とも言える夕方の報道番組『イット!』は厳しい状況がずっと続いています。視聴率は民放主要キー局最下位ですからね」(制作会社関係者)

 夕方の報道・情報番組では日本テレビの『news every.』がトップを邁進しており、その後ろをテレビ朝日の『スーパーJチャンネル』、そしてTBSの『Nスタ』が追走しているものの、『イット!』は大きく水をあけられてしまっているという。

「世帯視聴率ですと大体、『every.』が9%、『スーパーJチャンネル』が8%、『Nスタ』が7%、そして『イット!』が5%……5%もいかない日もある感じですね。

『イット!』は2019年4月から始まりましたが、当初から他の3局に後れをとっていました。その状況を変えるために今年4月にNHKから青井実さん(43)が“移籍”してきたんですが……数字的な状況はなんら改善していない感じですね。青井さんは、『イット!』MCに就任する直前に大きなつまずきもありましたよね……」(前同)

■超セレブ・青井実は夕方ニュースとはミスマッチ

『イット!』は4月1日より大幅リニューアルを敢行。2月にNHKを退局した青井がMCとして加入することとなった。

 その青井は、NHKアナウンサー時代に上司の許可を得ずに親族企業から役員報酬を得ていたとして、兼職を禁止する服務準則に基づいて厳重注意処分を受けていたことが明らかになった。役員に就任したことが本人に知らされておらず、把握できていなかったことが問題が起きた要因だったという。

 注意処分を受けて、すぐに報酬は全額返却して役員からも退任したというが、1月18日に担当していた夜の報道番組『ニュースウオッチ9』(NHK総合)を突如として降板したこともあり、『イット!』のMCに就任すると発表された際には《イットはいい番組だと思っていましたがこのままでは イットは見ません》と厳しい意見が寄せられてしまった。

 3月22日、『イット!』の記者発表会では、青井が「前職の番組を途中で離れてしまったこと、私の家族の一連の報道でご心配をおかけしたことお詫び申し上げたいと思っております」と頭を下げる場面もあった。

「全額返却して謝罪もしましたが、自分のあずかり知らぬところからお金が入ってくる、親族企業の役員になっていること自体がすごいことですよね。青井さん自身は本当に知らなかったのでしょうが、そんなことは一般家庭ではあり得ない話ですからね」(同)

 青井の祖父は百貨店や商業施設を展開する大企業・丸井(マルイ)の創業者。父親は不動産関連会社を経営、青井自身は慶應幼稚舎から慶應大学を卒業した生粋の慶應ボーイとして知られる。

「端的に言えば、超ボンボンのお坊ちゃまなわけです。それも夕方の情報番組のMCにふさわしくないと思われてしまう要因の1つですよね。この時間帯のメイン視聴者は主婦層ですから、番組では節約情報やお得で美味しい飲食店を取り上げることも少なくない。そんなニュースを超セレブの青井さんが読んだり、コメントしても、説得力を出すのは難しいですよね」(同)