■牛丼値下げ取材姿にもツッコミ

 10月9日放送の『イット!』では、原材料費の高騰や実質賃金がマイナスになるなか、吉野家が1週間限定で牛丼100円引きキャンペーンをやるというトピックを取り上げた。青井は実際に吉野家の牛丼を食べ、有楽町駅前で街頭インタビューを行なったが、その姿に《吉野家牛丼値下げの取材で青井実が有楽町駅前で取材次いでに景気についてもインタビュー 背景が叔父従兄弟が歴代社長の丸井って狙ってるだろ》というツッコミの声も寄せられてしまったのだ。

「この街頭インタビュー、青井さんと取材対象者の後ろにマルイのビルが映り込むという、なんとも驚きの映像になってしまったんですよね。それはさておき、青井さんと牛丼100円引きキャンペーンというのは、なんとも遠い感じがしますよね。

 夕方のニュースを見る多くの庶民は、日々の生活での節約や家計のやり繰りに頭を悩ませていますが、青井さんには無縁な話でしょう。極論を言えば、青井さんは仕事をしなくても生活していけるでしょうからね。結果、庶民的なニュースに説得力を持たせることができないと。

 そういった理由から、フジ局内でも青井さんが『イット!』MCに就任する前から“夕方のニュースの顔にふさわしくないのではないか”と指摘もあったといいますね」(前出の制作会社関係者)

 現場の若手スタッフが青井のことを恐れているという“タレコミ”もあった。青井は、9月17日放送の『ぽかぽか』(フジテレビ系)にゲスト出演。その際、『イット!』のチーフプロデューサーが「NHKで番組制作の経験もあるからか、構成や演出に結構厳しい」「若いディレクターが怖がってしまうので“あまりピリつかないでくれ”とお願いしている」と告白したのだ。

 青井は苦笑しつつ、「でも、“こういう構成だったときにこの専門家のコメントがあった方が繋がりやすいんじゃないですか?”って思ったら、言ったほうがいいじゃないですか」とコメント。これにブラックマヨネーズ小杉竜一(51)は「でも、今みたいなトーンで言ってないってことですよね?」と確認を入れていた。

 図星を突かれたのか、「言い方ですよね……」「でも、これ、マジなやつですね」と漏らし、「本当にショックですね」と天を仰いでいた。

「『ぽかぽか』MCでNHK時代の同期だった神田愛花さん(44)が、青井さんが責められた際に“NHKはそういうのをやるんです。自分の意見を編集にちゃんと言う。でも加減が難しい”とフォローしていましたが、NHKのアナウンサーは番組作りに積極的に関わっていて、知識と経験を持っている。

 だからこそ民放各社はNHK出身のアナウンサーや人材を使いたいわけです。青井さんも“NHKアナ”のブランドを買われて『イット!』MCに起用されたんでしょう。ただ、NHK出身者でも売れている人、そこまでではない人の差はありますからね……」(前同)