■新進気鋭と実力派のWイケメン俳優

「風見先輩を演じる松本さんは非常に落ち着いた雰囲気から、役者として下積みの経験も長いように見えますが、実は2021年の大学1年生時に始めたTikTokがきっかけで芸能界入りを果たした、まだ芸歴3年目の俳優です。とんとん拍子でステップアップしていて、『おむすび』もオーディションではなくオファーによる出演ということですから、業界内でも大注目されているのでしょうね」(前出のテレビ誌編集者)

 松本は22年4月クールの『不幸くんはキスするしかない!』(MBS)でドラマデビュー。その後、同年7月クールの『パパとムスメの7日間』(TBS系)で連ドラのレギュラーも経験。そして同クールの『石子と羽男-そんなコトで訴えます?-』(TBS系)の第7話ゲストでプライム帯のドラマ出演も果たして以降、数多くのドラマに出演している。

「『おむすび』で活躍しているイケメン俳優では、佐野勇斗さん(26)はキャリアもあって知名度もある人気者ですよね。多くのドラマにも出演していますが、今後公開が控えている映画は、浜辺美波さん(24)主演の『六人の嘘つきな大学生』(11月22日公開予定)や、Snow Man目黒蓮さん(27)主演の『劇場版 トリリオンゲーム』(25年2月14日公開予定)などがあり、いわゆる“もう一人の主人公”ポジションで定評がある。大人気の5人組ボーカルダンスユニットM!LKのメンバーとしても活躍していますね。

『おむすび』での出番は現時点では少なめですが、今後、主人公の人生に大きく関わる、重要なポジションになっていくといいますね」(前同)

『おむすび』で佐野は、“福西のヨン様”こと四ツ木翔也を演じている。結(橋本)とは高校が違うため出番は少ないが、初登場シーンは海に落ちた子どもの帽子を拾おうとしている結を、溺れていると勘違いし、いきなり海に飛び込んで助けようとするという、インパクト抜群のものだった。

 佐野は本作のために丸坊主になっていて、

《佐野さんはドラマの役作りの為に丸刈りにしたそうで、とても似合っていると思います》
《丸刈り似合う》
《佐野勇人が坊主が似合って上手いのはよくわかった》

 と、演じる佐野の坊主頭に対する反響の声も多く寄せられている。

「そして、主人公・結の幼馴染・古賀陽太を演じる俳優・菅生新樹さん(25)も存在感抜群です。菅生さんは、作品に笑いを生む役“コメディリリーフ”としての出番が多く、注目を集めていますね。朝ドラの鉄板である“幼馴染ポジション”ですから、今後も見せ場はあるだろうし、本作を機に菅生さんが本格的にブレイクする展開もありそうです」(同)

 菅生演じる陽太は純朴な野球少年だが、結のことが気になりすぎて、土日に隠れて結のあとをつけ回し、自宅近くの駅で偶然を装って声をかけるなど、一歩間違えるとストーカーのような行動も見せている。そんな陽太を演じる菅生のコミカルで愛嬌たっぷりの演技は好評で、

《陽太、気心のしれた幼馴染枠(かつ恋心含む)として良い味出してる》
《菅生新樹さん、野球部ぽさをしっっっっかり仕上げてきてるのが最高》

 といった評価する声が多く寄せられている。