安達祐実(43)主演のNHK土曜ドラマ『3000万』(毎週よる10時)の第3話が、10月19日に放送される。12日放送の第2話では、平凡な主婦がモラルを踏み外して暴走していく、安達のブチ切れ演技が話題になっている。

 同ドラマは、複数の脚本家が共同執筆するという、NHKが2022年に新たに立ち上げた 脚本開発チーム“WDRプロジェクト”から生まれたクライムサスペンス。コールセンターの派遣社員として働く妻・佐々木祐子(安達)と、元ミュージシャンの夫・義光(青木崇高/44)の人生が、訳アリの大金によって激変していく。

 第2話は、祐子が夫と息子と車で帰宅中、バイクとの接触事故をきっかけに黒いバッグに入った3000万円を手にする。最初こそ3000万円を返そうと思っていたが、祐子と義光は手元に置くうちに自分たちのものにすると決めてしまう。そんなときに、バイクを運転していて意識不明だったソラ(森田想/24)が目を覚まし、夫婦は不安感を抱き始める。

 しかし、大金が手元にあることだけで、気が大きくなった義光は高級ギターを購入。祐子には、高価そうで手入れが大変なフライパンを買ってきて、祐子をいらだたせる。一方、強盗事件の実行犯である闇バイトの蒲池(加治将樹/36)と長田(萩原護/21)は、3000万を取り返すためにソラの拉致を画策していて……という展開。

 視聴者のX(旧ツイッター)上の反響は、《見応えあり!WDRプロジェクトから生まれた脚本が素晴らしく、ピリッとしてる!ぬるさなし!どんどん状況が悪化していく様子にハラハラ&続きが気になる…。そして安達祐実の演技がさすがの領域〜》など、安達の演技に加えて、脚本、演出を称賛する声が多い。