元SMAPの香取慎吾(47)が、2025年1月期の木曜劇場『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(フジテレビ系/夜10時~)で、約11年ぶりに同局の連続ドラマで主演を務めることが発表された。
香取が演じるのは、人生の崖っぷちに追い込まれた、家族嫌いで子ども嫌いの“最低男”。仕事をクビになった主人公・大森一平(香取)は社会的に再起して世間を見返してやろうと、政治家になることを決意。「生活者目線を持っている」というアピールのためにシングルファーザーの義弟とその子どもたちと共に暮らすことになる。そんな一平が、家族を、社会を、そして日本を変えていくために奮闘する姿を描くドラマだという。
香取はフジテレビの連続ドラマに出演することに対して、
《今から7、8年前、フジテレビでずっとレギュラー出演させていただいていた番組が終わることになって、その最終回の収録が終わったとき、レインボーブリッジを渡って帰ったんですね。それ以来、あの橋を渡ってお台場に来ることは、ほとんどなくなって》
と、2016年末に終了したSMAPの冠番組『SMAP×SMAP』を意識させるコメントを出している。
そんな香取は11月5日にインスタグラムを更新。
《衣装合わせや 番宣番組収録や 久しぶりに フジテレビに通う日々 始まっています》
とつづり、湾岸スタジオらしき建物内を歩く姿や、柳葉敏郎(63)主演の映画『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者』の“顔出しパネル”で変顔をする画像などを投稿。久しぶりのフジテレビを満喫しているようだ。
「フジは、SMAPが売れ始めた1996年4月から『スマスマ』をスタートさせたことに代表されるように、SMAPが解散するまで、彼らを局の顔として強く推していたという印象がありますよね。それこそ、現在のTBSが『それSnow Manにやらせて下さい』などでSnow Manをプッシュしているのと同じ感じでした。
SMAPが解散し、2017年9月に香取さん、草なぎ剛さん(50)、稲垣吾郎さん(50)がジャニーズ事務所を辞めてからは距離もありましたが、最近の動向を見ていると、またフジとSMAPが接近しているように思えます。今年の元日も、あと少しで“SMAPリレー”が実現するはずだったんですよね」(芸能プロ関係者)
24年1月1日の夕方4時10分に発生した能登半島地震を受けての緊急報道特番によって実現することはなかったが、フジは同日に明石家さんま(69)と木村拓哉(51)による恒例のお正月特番『さんタク』を午後5時まで放送。その後すぐ、香取がゲスト出演する特番『ドリフに大挑戦スペシャル』が始まるという、SMAPリレーとも言える編成を組んでいた。
なお、番組途中で終了となった『さんタク』は1月20日、放送延期となった『ドリフ』は1月11日にあらためて再編集版が放送された。