■ドラマにバラエティ……SMAPメンバーがフジに出演する機会が増えている

「毎年恒例の『さんタク』は、2025年の元日にも放送されるそうですよ。すでに制作がかなり進んでいるといいます。

 木村さんといえば、20年1月にスタートした主演ドラマ『教場』シリーズの続編制作の話もありますから、25年も木村さんがフジテレビで活躍する姿が見られそうですよね」(前出の芸能プロ関係者)

『教場』シリーズは特番を経て23年4月期に「月9」枠で『風間公親 ー教場0ー』で連ドラ化。今年1月には新作SPドラマが放送予定だったが、旧ジャニーズ事務所が創業者・ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を認めた23年9月のタイミングで、制作延期が報じられていた。

 同年9月29日に行なわれた定例記者会見で、当時編成担当だった大多亮専務(現・関西テレビ社長)は『教場』の制作延期を正式に認めた上で、理由は脚本などを煮詰めた結果によるスケジュール遅延であり、「ここで無理をしないで来年にという話になったのが真相」とコメントしている。

中居正広さん(52)は23年4月から『まつもtoなかい(現『だれかtoなかい』)』のMCを務めていますが、これも“『スマスマ』以来のフジレギュラー”という煽り文句がついて始まった番組。しかも、初回放送では中居さんと香取さんが6年ぶりに共演するという、やはり、“SMAPのパワー”に頼っての番組スタートでしたよね」(前同)

 中居はそのほかにも、改編期の番組対抗特番『タイムリミットバトル ボカーン!』(2022年3月・7月)やスポーツ特番など、SMAP解散後も数多くのフジテレビの特番でMCを務めてきた。

 草なぎ剛は23年1月期に月10ドラマ『罠の戦争』に主演したが、これは草なぎにとって17年9月にジャニーズ事務所を退所してから初となる民放の連続ドラマ。注目を集めたのは、記憶に新しい。

「ドラマ制作が『スマスマ』と同じ関西テレビ(カンテレ)だったこと、放送時間も『スマスマ』と同じ月曜夜10時だったことも“カムバック感”に拍車をかけましたよね。

 草なぎさんは、今年8月15日に特番『大相撲部屋別対抗!大食い&歌うまバトル』で約8年ぶりのフジテレビ特番MCとしても活躍。代表作『フードファイト』(日本テレビ系/00年7月期)の決め台詞“俺の胃袋は宇宙だ”を他局ネタなのに披露してSNSが沸騰するなど、番組は大盛り上がりでした」(同)