11月5日にフジテレビのバラエティ番組『芸能人が本気で考えた! ドッキリGP』の収録で、お笑いコンビ・タイムマシーン3号の山本浩司(45)が、肋骨を骨折するケガを負ったことが、翌6日に番組公式サイトで発表され、話題を呼んでいる。

 山本は番組の名物企画「秒でげろっくまくん」の収録中に負傷。目の前に置かれたクマの着ぐるみがターゲットに緑色の液体を浴びせるというドッキリだったが、立ち上がれない状態だった山本が液体を避けようとした際に滑って転倒し、「左第七肋骨」を骨折したという。

 番組公式サイトでは、山本が《肋骨を折る怪我》をしたと説明したうえで、

《山本さんの1日も早い回復をお祈りすると共に、怪我の治療等に関しては誠意を持って対応してまいります。今後の番組制作上の安全対策に関しましては、より一層徹底してまいります》

 と、謝罪文を掲載している。

「『ドッキリGP』は、厳しくなった現在のコンプラぎりぎりを攻めたドッキリが目白押しの番組ですよね。ターゲットが全力で身体を張る姿が面白いと大人気で、フジのバラエティではかなりの高視聴率番組です」(制作会社関係者)

 現在、テレビ界は13~49歳の個人視聴率であるコア視聴率を最重要視している。

「9月28日放送の『ドッキリGP』はコア視聴率4.5%(関東地区/ビデオリサーチ調べ)。同時間帯に放送された民放主要キー局番組『with MUSIC』(日本テレビ系)、『サンドウィッチマン芦田愛菜の博士ちゃん2時間SP』(テレビ朝日系)、『ジョブチューン~アノ職業の秘密ぶっちゃけます!SP』(TBS系)と比較しても、横並び断トツトップの数字です。

 その一方で、今回、山本さんが骨折してしまったように『ドッキリGP』は一歩間違えたら危険、と感じられる企画も少なくない。以前から、視聴者の間でも“これ大丈夫なの?”という声はありましたね」(前同)