“奇跡の復活”で多くのファンを歓喜させた歌手・中森明菜(59)が、今年の大晦日の恒例特番『NHK紅白歌合戦』に出場するのではないか、とファン、芸能関係者がザワついている。

 明菜は2010年10月に体調不良のため芸能活動を無期限で休止する、と発表。公の場にいっさい姿を現さなくなったが、14年の『紅白』にスペシャルゲストとして出演。アメリカ・ニューヨークのレコーディングスタジオと中継する形で『Rojo―Tierra―』を歌い上げたものの、17年に行なわれた35周年のディナーショーを最後に、再び表舞台から姿を消した。

 それから約5年が過ぎた22年8月、明菜はツイッター(現:X)のアカウントと公式サイトを開設し、《ゆっくりになってしまうと思いますが、歩き出していきたいと思いますので、どうか見守っていただけると嬉しいです》とメッセージを発表し、ファンを歓喜させた。

 さらに23年12月にはYouTubeチャンネルを開設して『北ウイング-CLASSIC-』を歌唱するモノクロ動画を公開。24年に入ってからも『TATTOO』、『BLONDE』、『ジプシー・クイーン』、『北ウイング』、『スローモーション』のJAZZバージョンを歌う動画を立て続けに公開し、話題となっていた。

 さらに、今年の7月13日に59歳の誕生日を迎えた明菜は、同月12日から3日間で全5公演のファンクラブ会員限定イベントを都内のライブレストランで開催。

 イベントでは明菜が自らのことを「クソババア」と自虐し、朝のバラエティ番組『ラヴィット!』(TBS系)が大好きだとも明かして、《年を取ると本当に早起きになるのでしょ。9時前には寝て、朝も5時半くらいに起きるんです》と、ざっくばらんにトークをする場面もあったという。

「22年にツイッターアカウントと公式サイトを開設したときから明菜さんの『紅白』出場への期待は高まっていましたが、いよいよ今年こそ実現するのではないか、と言われていますね。NHKはここにきて明菜さんを特集する番組を連発していますからね」(制作会社関係者)