■“ジャニー氏の闇”を追及した『NHKスペシャル』で状況一変
Snow Manの『紅白』出場が不透明になった出来事――それは、10月20日に放送されたNHKスペシャル『ジャニー喜多川“アイドル帝国”の実像』のこと。ジャニ―氏の加害問題、事務所の圧力、ジャニー氏の姉・藤島メリー泰子氏(享年93)が行なってきた隠ぺいなどを掘り下げた、NHKの社会部の強い意気込みを感じさせた内容だった。
「報道と番組制作、NHK内部が一枚岩ではないということでしょうが、社会部が旧ジャニーズを厳しく見る内容のドキュメンタリーを制作したことで、『紅白』にSnow Manが出場しづらい空気になっているということですよね。
『Nスペ』の放送前から、Snow Manメンバーの間では『紅白』出場派と、配信ライブなどを重視すべきという不出場派で意見が割れて、議論を重ねていると言われていますが、果たしてどうなるのか……」(前出のレコード会社関係者)
STARTO社は最終的な決断をSnow Manに一任しているとされるが、会社としては今後のためにも『紅白』に出演してほしい思いがありそうだ。
「Snow Manの『紅白』出場を皮切りに、他のSTARTO社タレントもNHKに復帰するという流れを作りたいということですよね。ただ、STARTO社はエージェント契約の事務所で、仕事を受けるかどうかの最終的な決定権はタレントが持っているといいます。ですので、『紅白』に出るか、出ないかは、本当に9人次第だといいますね」(前同)
Snow Manは、昨年大晦日に行なったグループのYouTube生配信が好評だった。昨年11月にグループのインスタグラムでその告知をする際に、目黒蓮(27)が発信した《俺らを正解にする》というコメントが、『紅白』との決別ではないか、とも当時報じられた。
Snow Manはどんな決断を下すのか。そして、出場濃厚とされるB’zと氷川は、果たして――。