11月11日深夜、女優の桜庭ななみ(32)が自身のインスタグラムを更新。同日付で、17年間所属した芸能プロダクション・スウィートパワーを契約満了で退所・独立し、今後は本名の「宮内ひとみ」名義で活動していくと発表した。
桜庭はインスタグラムで、15歳の頃にスカウトされて以降、女優として多くの経験や出会いを与えてくれた事務所と関係者に向けて感謝を伝えたうえで、今後は本名で活動するとコメント。
《温かく送り出してくださった事務所の皆様に改めて感謝しつつ、応援してくださっている皆様に、女優として新たな姿をお見せできるよう、より一層精進して参りますので、今後とも応援よろしくお願いします》
と、綴っている。
「今後、宮内さんとなる桜庭さんの文章からは事務所への感謝の気持ちが伝わってくるし、スウィートパワーの公式サイトにも桜庭さんの今後を応援するメッセージが掲載されています。双方が納得したうえでの結論でしょう。
その一方で、スウィートパワーは所属していたタレントが次々と辞めている、という印象もあり、“またか”という声がSNSでも広がっていますね」(女性誌編集者)
桜庭は2007年にスカウトで芸能界入りし、08年にデビュー。女優としてNHK大河ドラマ『西郷どん』(2018)、NHK連続テレビ小説『スカーレット』(19年度後期)など、多くの話題作に出演してきた。そんな人気女優の退所を受けてXには、
《桜庭ななみまで独立しちゃうと、スウィートパワーって有名な人はもうほとんど残ってないよね》《スウィートパワー皆辞めるやん…》
《スウィートパワーは続々と退所者が続いているね。芸名を使わないで本名でいくのは本人の意思なのか、退所するなら芸名は使わないとの契約なのか》
といった声が寄せられている。
Xでの指摘にもあるように、スウィートパワーから退所した俳優には第一線で活躍していた人も多く、退所者を見れば、CMやドラマで人気を博していた凄いメンツがずらり。
女優では堀北真希さん(36/17年2月末退所)、南沢奈央(34/20年6月末退所)、桐谷美玲(34/22年3月末退所)、黒木メイサ(36/23年4月末退所)、内山理名(43/24年3月末退所)、そして今回発表があった桜庭を含めた有名どころ6名が退所。
同事務所の男性俳優部門「スパイスパワー」からは、高杉真宙(28/21年4月退所)、所属当時は「岡田健史」名義で活動していた水上恒司(25/22年8月末退所)の2名が退所している。
水上を巡っては、事務所との確執も報じられた。水上は21年4月、事務所との契約解除を求めて裁判所に仮処分を申し立て、23年3月末の所属契約満了までは活動することで合意、和解が成立するも、22年8月末に前倒しで契約終了。独立し、同年9月から、本名の水上恒司名義で活動している。
彼ら以外にも同事務所を退所して独立、あるいは移籍したタレントも少なくない。