タレントの鈴木紗理奈(47)が11月19日、コメンテーターを務める『ゴゴスマ~GOGO!smile~』(CBCテレビ・TBS系)に生出演し、『週刊文春』(文藝春秋)に報じられた不倫疑惑について涙の釈明を行なうとともに、かつて交際していたお笑いタレント・たむらけんじ(51)にも言及した。

 11月14日発売の『週刊文春』は、鈴木は1年ほど前に知人を介して知り合った50代前半の実業家X氏と交際しており、今春から東京に拠点を移したX氏と東京・港区の超高級タワマンで半同棲生活を送っていたと報道。

 しかし、X氏には地元・愛知県に妻子がおり、3年ほど前に一軒家も建てたばかりだということが明らかに。鈴木は記者の直撃に《えっ、ウソだ、ウソだ、ウソだ、ウソウソウソ……》と「ウソ」を6回も連呼。動揺を隠せない様子だった――という記事だった。

『ゴゴスマ』の冒頭、鈴木は「私には交際している男性がいました。離婚歴があり、子どもがいると聞いていました。おつき合いするなかで、生活をともにしていたんですけど、全くそういうことは疑っていなかったので、普通にいいおつき合いをしていると思っていました」と説明した。

 X氏が離婚していないことは文春の直撃で知ったと話した鈴木は、「私に出会う前から別居をしていて、“離婚協議中ではあるものの既婚者である”と。“大変申し訳ない”と伝えられました」とした。

 さらに鈴木は「どうしてそんな大事なことを言ってくれなかったんだと、憤りを覚えたんですけど。そんなことよりも彼には“あなたのご家族に、私のことよりもご家族のことをケアしてほしい”と伝えました」とし、「知らなかったとはいえ、ご家族を深く苦しませているということは本当に申し訳なく思います」と謝罪した。

 今後の交際については「不倫関係である仲と分かったなかでおつき合いを継続していくことは絶対にありません」と断言。

 少し間を置いて鈴木は「こんな空気で申し訳ないなと。お昼の楽しい番組に」と話し、「これだけは言いたいことがあるんですけど」と前置きし、「たむらけんじさん、黙っていてください」とつぶやき、スタジオに少しの笑いが起きた。さらに鈴木は「それによってさらに記事が広まり、炎上してます」と続けた。

 たむらは文春の報道を受けて14日、Xで《かなこは不倫するような人ではありません!》と、鈴木の本名を出してフォローしていた。

「紗理奈さんは笑いを交えつつ、“黙っていてください”と呼びかけたわけですが、結構マジなトーンにも感じましたね。元カレであるたむらさんが文春の記事を引用して紗理奈さんをフォローすれば、ネットニュースになって騒動がさらに大きくなるのは明らか。

 たむらさん自身もそうなると分かっているはずなのにポストしたわけです。実際に複数のメディアに大きく報じられましたしね。紗理奈さんは本気で嫌だったのではないでしょうか」(ワイドショー関係者)