■歌唱力とダンス力トップの“きしひら”が脱退――

 前出の芸能プロ関係者は、

「とはいえ、それは東方神起の2人だからできた話。そんな簡単に、永瀬さんと高橋さんの2人組のキンプリが達成できる話ではありません」と言い、こう続ける。

「まず、東方神起はユンホさんもチャンミンさんも歌唱力、ダンス力が非常に高い。現事務所にスカウトされた経緯も、中学生時代にユンホさんはダンス部門、チャンミンさんは歌部門でそれぞれ練習生オーディション1位だったからです。

 また、チャンミンさんは5人組時代はダンスが下手だと言われていましたが、デュオとして復活するまでの間に猛トレーニングを行なった結果、ダンス力もユンホさんに負けないレベルにになった、とも言われています。キンプリも素晴らしいパフォーマンス力があるとはいえ、彼らにはまだ及ばないのでは……」

 キンプリの場合、まず歌唱力は、脱退組であるリーダーの岸が優れているという評価がある。ファンの間でも「七色の声」という評判もある美声の持ち主だ。デビュー曲『シンデレラガール』の時点で、他メンバーとは一線を画したハイトーンボイスを披露している。

 一方でダンス力でみると、平野がトップで高橋が次点とも評されるが、そこはいつ入れ替わってもおかしくないほど実力は拮抗しているという。

 平野は小学生時代、高橋に至っては保育園時代からダンスを学んでいたほか、ジャニーズ入りする前からすでにダンサーとして仕事の実績もあり、2人ともダンス力はトップクラスだったのだ。

 高橋のダンスにかける情熱は高く、「ジャニーズらしさじゃなくて、キンプリらしさで戦いたい」「新しい風を吹かせたい」という意欲の高さから、グループの振り付けを担当。ジャニーズの王道とは違うHIP-HOPを取り入れたことを2022年11月12日放送の『小倉ベース』(フジテレビ系)で語っていた。