■第4位は公共の場所での迷惑行為、第5位は騒がしい

 第5位(9.0%)は、騒がしい。

 旅行で盛り上がったり、テンションが上がるのは仕方がないが、周囲に迷惑がかかるほど騒ぐのは問題外。せっかくの観光地の風情も台無しになってしまいそうだ。

「大きい声で話すこと。同伴ガイドが注意をしてほしい」(47歳/女性/営業・販売)

「酔っ払って暴れる。飲食店での飲酒制限」(57歳/男性/営業・販売)

「民泊で民家に泊まって夜中に騒ぐ。住宅街で民泊するときのルールを明文化する」(50歳/男性/営業・販売)

「夜中まで騒ぐ行為。警察の取り締まりを強化する」(44歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「携帯電話で大声で話すこと。公共交通機関なら外国語表示で注意を促すことができると思う」(57歳/男性/コンピュータ関連技術職)

「レストランで大声でしゃべること。注意をする」(40歳/男性)

 第4位(11.0%)は、公共の場所での迷惑行為。

 ルールが分からずにやってしまっていることもありそうだが、撮影禁止の場所でも撮影したり、行列への割り込みなど、さまざまなパターンがある。海外観光客にも温泉が人気だが、湯船にタオルを入れたり、水着や下着を直用して入浴するなど、文化の違いを理解してもらうための働きかけも必要そうだ。

「いたずら行為の迷惑配信。警察による取り締まり強化してほしい」(47歳/男性)

「桜の木を折る。罰金をとればいい」(53歳/女性)

「泳いではいけない湖で泳ぐなど。防犯カメラの設置」(49歳/男性/学生・フリーター)

「撮影禁止の場所で撮影をすること。罰金を徴収する」(44歳/男性)

「半袖などの身軽な軽装で登山。登山口で注意したり、SNSで登山の恐ろしさを発信する」(52歳/女性)

「公共物へのいたずらはやめてほしい。厳罰化が必要ではないかと思う」(59歳/男性/営業・販売)

「その他」の意見には、「宿泊客のマナーが悪い。宿泊施設内に注意を促す張り紙を多くする」(56歳/女性/主婦)、「インバウンド増加の影響か、宿泊代の高騰で日本人が利用しづらくなった」(56歳/男性/コンピュータ関連以外の技術職)という声や、「特になし」という人もいた。

■「インバウンド観光客に“やめてほしい”と思ったこと」ランキング
1位 神社仏閣・文化財の毀損
2位 交通ルール違反
3位 ゴミの放置・ポイ捨て
4位 公共の場所での迷惑行為
5位 騒がしい
6位 電車などでのマナー
7位 お店などでの迷惑行為
8位 トイレマナー
9位 私有地立ち入り
10位 路上飲酒

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