■大手芸能プロ所属なら防げていたか
前出の女性誌編集者は言う。
「LUUPのポート(設置場所)に停められているキックボードのナンバープレートを見てみると、そのほとんどがへこんだり曲がったりしていますからね。転倒したり、何かしらにぶつけたりするユーザーも多いのではないでしょうか。そして、その中には違反にあたるものもあるのではないかと。
たしかに、一部のユーザーが違反行為を繰り返しているのでしょうが、それでもこれだけ岡井社長の発言が炎上するのは、違反の場面を目撃したり、実際に被害に遭ったという人が多いからなのではないでしょうか」
現状、LUUPに対しては冷ややかな目を向けている人が少なくない。二宮が同社のCMキャラクターに起用された際にも《LUUPマジでいいイメージないからニノ出てほしくなかった》《ニノくんのイメージ悪くならなきゃいいけど》と懸念する声が上がっていた。
「嵐のメンバーでは、大野智さん(44)のタトゥー露わな近影にも心配や懸念の声が上がり、かつて二宮さんが主演映画『浅田家!』(2020年)の劇中でしていたタトゥーにもあらためて注目が集まりましたが、今は二宮さんを心配するファンが少なくないんです。
新たに二宮さんをCMに起用した『メルカリハロ』を展開するメルカリも、ほとんどのユーザーは健全に使っていて、すべてが悪いわけではありません。ただ、二宮さんが出演する同社サービスの新CMの放映がスタートしたばかりというタイミングでメルカリの“返品詐欺”が話題になってしまい、厳しい意見が出ているのでしょう。
ただ、旧ジャニーズ事務所在籍時なら、こんな事態にならなかった気もしますね……」(前同)
ジャニー喜多川氏(享年87)の性加害が世界的に問題視されたことを受け、二宮は2023年10月に旧ジャニーズ事務所から独立。個人事務所「オフィスにの」を立ち上げて新たなスタートを切った。
芸能プロ関係者が話す。
「大手芸能プロダクションであれば、取引する企業の実態や評判なども調査します。タレントサイドに不利益があってはいけませんからね。二宮さんも芸能界が長いですから、そのあたりのこともわかっているはずです。ただ、個人事務所ではすべてを把握するのは難しいでしょう。今回の批判は、大手事務所と個人事務所の体制の差が招いてしまったとも言えそうです。
同じ嵐の松本潤さん(41)はつい最近、業界内でもカリスマとして知られるマネージャーとエージェント契約を結びましたが、二宮さんは今後こういった仕事の面で松本さんと差をつけられてしまうかもしれません」