吉高由里子(36)主演のNHK大河ドラマ光る君へ』の第47回「哀しくとも」が、12月8日に放送される。1日放送の第46回「刀伊(とい)の入寇(にゅうこう)」では、竜星涼(31)演じる隆家の活躍に視聴者が沸いたが、平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ/関東地区)は9.7%で前回から0.4ポイント下げた。

 同ドラマは、平安時代に千年の時を超えるベストセラー『源氏物語』を書き上げた女性、紫式部の生涯を描く物語。残すところ2話(全48話)となり、まひろ(吉高)と周明(松下洸平/37)との再会など、終盤を迎えた物語に視聴者の反響は大きいがーー。

 第46回は、まひろは念願の旅に出て、亡き夫が働いていた大宰府に到着。そこで、かつて越前で別れた周明と再会し、失踪した真実を打ち明けられる。その後、政庁を訪ねると、稽古中の武者達の中に双寿丸(伊藤健太郎/27)を発見。さらに大宰権帥(だざいのごんのそち)の隆家に、道長(柄本佑/37)からまひろに対するある指示を受けたと告げられる。

 後日、まひろは親友・さわ(野村麻純/34)の辞世の歌にあった、松浦に向かう。道中に危ないところもあるため、周明は舟越の津まで送っていくと言い、従者・乙丸(矢部太郎/47)とともに3人で旅立つことに。そのころ、刀伊と呼ばれる異民族が壱岐・対馬を襲撃。大宰権帥・隆家らは迎え撃つための準備に追われることに……という展開。

 視聴者のX上の反響は、《あの面白半分で花山院に矢を射て大事件起こした男が成長し、刀伊の入寇においてその弓矢で今度は活躍する演出に感動》《周明の再登場にキャッキャッ喜んでいたのに何てこった…。直秀ショックを思い出す。これだからオリジナルキャラはこわいよう》など、隆家の活躍、周明の死亡匂わせで盛り上がっていた。