5月22日、King&Prince平野紫耀(26)、岸優太(27)、神宮寺勇太(25)の3人が脱退および退所(岸のみ秋退所)。キンプリは高橋海人(23)と永瀬廉(24)の2人組ユニットとなる。

 グループの今後は未知数な一方で、残る2人の役者としての仕事は好調だ。永瀬は、現在放送中の連続ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)で主演の広瀬すず(24)の相手役、高橋は次の4月クールの連ドラ、オードリー若林正恭(44)と南海キャンディーズ山里亮太(45)の半生を描く作品『だが、情熱はある』(日本テレビ系)で若林を演じて主演を務めるなど変わらず活躍しているが、この“役者路線”について高橋と永瀬の間には“温度差”があったという。

 芸能プロ関係者は話す。

「ジャニーズは、現在の藤島ジュリー景子社長の体制になり、タレントの俳優路線を強化しています。それはジュリー氏がかつて務めていたフジテレビから敏腕女性プロデューサーを引き抜いて、役員に据えるなどしていることからも明らか。

 そんななか、キンプリの5人もそれぞれ、俳優路線での活躍も期待がされていました。5月でキンプリを離れる平野さんが主演した昨年10月期の『クロサギ』(TBS系)や、現在放送中の岸さんの主演ドラマ『すきすきワンワン!』(日本テレビ系)でもそれがよく分かりますよね。

 そして残留する2人、高橋さんと永瀬さんはよりその路線がプッシュされていますよね。高橋さんは昨年12月公開の映画『Dr.コトー診療所』での名演技があった。永瀬さんが4月期の福山雅治さん(54)主演のTBS日曜劇場『ラストマンー全盲の捜査官-』に刑事役で出演が決まっているといいますよね。

 しかし、高橋さんは元々、ジャニーズ入りする前からダンサーとして活動していて、現在もグループの振り付けを担当したり、ジャニーズでも特にダンスに力を入れているグループTravisJapanと単独コラボしたりと、ダンスパフォーマンスに重きを置いていた。この部分で、俳優業に特に力を入れている永瀬さんとは温度差があったと言われています」