■SMAP解散騒動時、一人“残留”することを決断した木村――
2022年にキンプリは全国アリーナツアーをしていたが、9月19日に横浜アリーナで行なわれた神奈川最終日公演にて高橋は、「夢空間だった。激オシャレ。木村さんは“覇気”が出てるし、めっちゃいい匂いする」と、木村との共演を振り返っていた。
そのほかにも、『未来への10カウント』放送前のPR会見で、高橋は、
《そもそも木村さんって、ドラゴンやツチノコとか本当にいるのかなというぐらい憧れの存在。でも、いざ現場でお会いして役に臨まれる姿勢を見ていくと、『憧れ』から『なりたい存在』に変わっていく》
と、強いリスペクトを感じさせるコメントをしていた。
また高橋は、22年10月クールに連続ドラマ『ボーイフレンド降臨!』(テレビ朝日系)で主演を務めていたが、この撮影中に偶然、木村と遭遇し、「座長らしく胸張って頑張れよ」と応援してくれたことを制作発表会見で明かしている。木村との共演時には、「全員の名前を覚えるなど、スタッフを大事にすること」という座長としての極意を吸収したそうだ。
「デビュー5周年を間近に脱退騒動が起きたキンプリに対して、SMAPはデビュー25周年を間近に解散騒動が起きてしまった。当然、経緯は全く異なりますが、結果として“3人が脱退して2人がジャニーズ事務所に残ることになった”というのも同じです。SMAP解散騒動では、5人全員で飛び出そうとしていたなか、木村さんが異を唱え、一人残留する決断をしたとも言われていますよね……。
そして、高橋さんにとって木村さんは、連ドラで共演したジャニーズの先輩という間柄以上の深い関係。平野さん、岸さん、神宮寺さんの脱退についてのグループでの話し合いは長い期間されていたといい、そんななかで高橋さんが“経験者”の木村さんに相談をする場面はやはりあったのではないでしょうか。
そうした際も、もちろん、木村さんが高橋さんに直接的な説得、“ジャニーズに残ったほうがいい”なんてことを言うことはあり得ないでしょう。
しかし、“最後は自分で決断しないとけいない”“流されるままはダメ”など、SMAP解散時に木村さんがそうしたような責任ある行動を取るように、といったアドバイスがあったのではと見られていますね。木村さんとの“師弟関係”、深い交流も関係して、高橋さんの“キンプリ残留”があったのでは――そうした声が関係者に間では上がっていますね」(前同)
ドラマだけでなく、現実でも師弟関係があるとされる木村と高橋。高橋は悔いのない「未来」を選べたのだろう――。