俳優の柳葉敏郎(63)が主演を務める映画『室井慎次 敗れざる者』と『室井慎次 生き続ける者』が大ヒットを記録。伝説的なドラマシリーズ『踊る大捜査線』のスピンオフである両作だが『生き続ける者』には『踊る~』に主演した織田裕二(56)が青島俊作役で出演していることも明らかになり、ファンが沸騰している。
さらに12月4日、『踊る大捜査線』の新作映画『踊る大捜査線 N.E.W.』が2026年に公開され、織田が主演することが公式サイトで発表された。織田の主演は12年公開の『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』以来となる。
「織田さんが『生き続ける者』に出て、さらに26年公開の新作『N.E.W.』に出演することに業界内からは驚きの声が上がっています。『踊る~』での青島刑事のイメージが強すぎて、織田さん自身が再び演じることを敬遠していたとも言われましたし、柳葉さんとの不仲説もずっとありましたからね。
また、織田さんは、『踊る~』シリーズで和久平八刑事を演じていたいかりや長介さん(享年72)に心酔していて、03年の劇場版第2弾の初日舞台挨拶では、闘病中のいかりやさんとハグしながら涙を流していたほど。いかりやさんが04年に亡くなったことで作品に対する情熱も薄れていき、『踊る~』と決別したとも言われました。
そんな織田さんが14年の時を経て、ついに『踊る~』に帰ってくると。本業のテレビ事業が不振のフジテレビにとって映画事業は絶対に成功させなくてはいけない。当初、織田さんの再出演は絶望視されていましたが、必死の交渉の末にキャスティングできたんでしょう。
織田さんを口説き落としたのは『踊る~』のプロデューサーを務める亀山千広さん(68)だと言われていますね」(制作会社関係者)