■第5位は「セクハラ的な発言」、第6位は「仕事・残業の強要」
第6位は、「仕事・残業の強要」。
手に余る仕事量を要求したり、不要不急の時間外労働を強要するような言葉もアウト。
「終業時間間際に“明日までにやっておけ”と、仕事を押しつけられる。無理ですと言う」(34歳/男性/コンピューター関連技術職)
「残業できるよね? 嫌だが、予定確認してみますと答える」(29歳/女性/自営業)
「すぐこれをやらないと帰ってはだめだ! もっと上の人に伝える」(35歳/女性/営業・販売)
「多少の自己犠牲は必要、と言われた。頑張って飲み込みます」(28歳/女性)
「“これとこれをやっておいて”。無視してやらない」(37歳/女性/事務職)
第5位は、「セクハラ的な発言」。
厳密にはセクハラとパワハラは分けられているが、職場で上司などからかけられる言葉だとパワハラ発言と感じる人も多い。
「太ったね。気にしないが、あからさまに落ち込んだ表情をする」(39歳/女性/事務職)
「下着の色を聞かれる。上司にすぐ相談してクビにしてもらう」(33歳/男性)
「下ネタを投げかけられる。無視する」(33歳/女性/自営業)
「体型について言われる。失礼な人だと思って無視」(35歳/男性/総務・人事)
「ブス、と言われる。傷つく」(36歳/女性)
第4位は、「プライベートに踏み込む言葉」。
結婚や子ども、家族についての言葉も“マリハラ”“マタハラ”など分けられるが、受け取る側からすると十分パワハラと感じる言葉もあるようだ。
「子どもが小さいから仕方ないよね、と聞こえるように言われる。堪える」(35歳/女性/公務員)
「子ども産んだら? 無視する」(29歳/女性/事務職)
「プライベートについて意見される。他の上司に伝える」(31歳/女性)
「子ども産んだほうがいいよ。手帳に言われたこと、詳しい状況など書き留めておく」(37歳/女性)
「まだ結婚しないの? プライベートなことなのでと言う」(34歳/男性)
「親など家族を否定するような発言。職場などであれば、しかるべき窓口に報告する」(28歳/女性/コンピューター関連技術職)
■「“一発アウト”パワハラ発言」ランキング
1位 人権を無視した言葉
2位 理不尽な過小評価(能力の否定)
3位 指導を超えた叱責
4位 プライベートに踏み込む言葉
5位 セクハラ的発言
6位 仕事・残業の強要
7位 エイジハラスメント発言
7位 暴言(悪口)