藤原竜也(42)主演の連続ドラマ『全領域異常解決室』(フジテレビ系/水曜午後10時)が、12月18日に最終回(第10話)を迎える。神々の戦いの最終局面を前に、ヒルコの正体に注目が集まっている。

 同ドラマは、身近な現代事件×人々の常識を超えた“不可解な異常事件”を「全領域異常解決室(通称:全決)」という世界最古の捜査機関が解決していく、脚本家・黒岩勉氏による完全オリジナルのミステリードラマ。第7話から神同士の戦いが展開しているが、どのような結末が用意されているのかーー。

 11日放送の第9話は、興玉(藤原)は警察の資料から、月読命(つくよみのみこと)こと佃未世(石田ひかり/52)が、何者かに「天石戸別神は興玉雅」とメッセージを送っていたことを知る。全決に戻った興玉は、小夢(広瀬アリス/30)が襲われた時にも使われた特別な神器・天之加久矢の矢尻で刺されてしまう。

 興玉を襲ったのは、ヒルコに乗っ取られていた宇喜之(小日向文世/70)。出血が止まらず、徐々に弱っていく興玉。天石戸別神として生き残るためには、一度、興玉としての人生を終わらせ、新たに生まれ変わった赤子に神の魂を移すのが最善の策。しかし、ヒルコは「興玉が死んだら小夢を殺す」と告げており……という展開。

 ヒルコの正体はテミスホールディングスのCEO・寿(野間口徹/51)と思われていたが、ラストで警視庁の二宮(成海璃子/32)がヒルコであることが匂わされた。さらに、次回予告では、興玉の「僕がヒルコです」という声とともに、「ラストで、すべてが覆る」というテロップが流れた。

 衝撃の展開の連続に、X上では、《二宮がヒルコ、は既定路線だと思ってたけど。まだ最終回でひっくり返るのか? でも、荒波は人間だと思うんだけどなあ、人間臭い彼が「最後の頼みの綱」になるのだと思うんだけど》など、ヒルコの正体や、荒波(ユースケ・サンタマリア/53)の今後の活躍を考察する声が。