■“低視聴率”月9の救世主になれるか
『教場0』の出演発表に先駆けて赤楚は、4月クールの山田裕貴(32)が主演する連続ドラマ『ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と』(TBS系)にも重要なポジションで出演することが発表されている。
『ペンディングトレイン』は、完全オリジナルストーリーで“予測不能の困難を前にどう生きるのかを問うヒューマンエンターテインメント”作品。
ある日の朝8時23分に、都心へと向かう電車の一両が突如として未来の荒廃した世界にワープしてしまい、乗り合わせていた乗客たちがサバイバル生活を送る――という物語だ。
山田がカリスマ美容師・萱島直哉(かやしま・なおや)を演じる一方で、赤楚は心根が真っ直ぐな熱血漢で男気のある若き消防士・白浜優斗(しらはま・ゆうと)を演じる。その役柄から、文学青年の『舞いあがれ!』とは打って変わって肉体派な姿を見せてくれるのではないか、と期待されている。
「そんな売れっ子だけに、赤楚さんは『教場0』にとって視聴率的な面でも、実に心強い俳優ですよね。いま“月9”は他局の編成も相まって、視聴率がどうにもならないともっぱらですからね」(前出の制作会社関係者)
2022年4月に『しゃべくり007』(日本テレビ系)、同年10月に『クレイジージャーニー』(TBS系)という強力な2大バラエティ番組が“月9”の時間帯で放送が始まったことで、フジの月9ドラマは大幅に視聴率を削られてしまっている状況にある。