■有料会員のみへの声明に批判
中居は2020年3月をもってジャニーズ事務所を退所し、同年4月から自身が代表取締役社長を務める個人事務所「株式会社のんびりなかい」の所属となった。
「24年12月19日発売の『女性セブン』が女性トラブルを報じて以降、中居さんの窓口になっているのは代理人弁護士で、『のんびりなかい』の関係者は表に出てきていませんよね。
ただ、有料会員のファンのみへの謝罪コメントを出したこと、そして今回の声明にしても、これまでのトラブル対応の多くが批判を招くようなものばかり。やはり、個人事務所では限界があるのではないでしょうか」(前出の民放キー局関係者)
24年12月27日、中居は有料会員サイト内のブログ『のんびり日記』を更新。《この度は、大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません》《今向き合わなければならないことを真摯に、懸命に取り組んでおります》とつづった。
ところが、これに《中居は自分のファンクラブ会員だけに「有料で」謝罪文載せただけで何がしたいのかわからん そんなもん有料記事にするなよ…何かズレてんだよな》、などと批判的な意見も多く寄せられてしまった。
「9000万円もの解決金を支払ったとんでもないトラブルにもかかわらず、“なぜファンクラブだけに?”ということで一部の人の怒りを買ってしまったんですよね」(前同)
その後も中居を巡る報道は続出。ナンバーワン週刊誌の『週刊文春』で詳報が飛び出し、スポーツ紙でも取り上げられるように。
一連の報道の影響により、『中居正広の土曜日な会』(テレビ朝日系)、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』、『THE MC3』(ともにTBS系)、『だれかtoなかい』(フジテレビ系)、『ザ!世界仰天ニュース』(日本テレビ系)と、年明けの出演番組がすべて収録見合わせ、放送休止、出演シーンがカットされるという措置が取られた。
さらに1月8日、中居がパーソナリティを務めるラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』についてニッポン放送が次回1月11日について《総合的に判断し、放送休止》を決定。中居は全メディアから姿を消すこととなった。