■“脱キムタク”で人気を博したシリーズの続編が動き出した
映画『グランメゾン・パリ』は、木村演じるシェフ・尾花夏樹がミシュランの三ツ星を目指すドラマ『グランメゾン東京』(TBS系/2019年10月期)の続編。1月5日時点で興行収入は13億9000万円を記録し、興収30億円を見込める絶好のスタートを切った。
映画の告知も兼ねて、木村は1月1日に『バナナサンド元日SP』に、3日と9日に『ニンゲン観察バラエティ モニタリング 』に、5日に『さんま・玉緒のお年玉!あんたの夢をかなえたろかSP2025』に、8日に『巷のウワサ大検証!それって実際どうなの会』にと、多数のTBS番組に出演しているが――制作会社関係者は言う。
「フジテレビでも、木村さんのビックプロジェクトが動き出しています。それは、木村さんの主演ドラマ『教場』の続編です。2023年から続編の制作が止まっていた人気シリーズの最新作が、今年の4月から撮影が始まるんです。撮影スケジュールは今夏まで。これまでを考えると、26年の年始に前後編の新春SPとして放送されるのではないでしょうか」
『教場』は、長岡弘樹氏による同名小説が原作の警察学校を舞台としたテレビドラマ。20年1月に前後編のSPドラマとして始まり、21年に1月にも前後編の『教場Ⅱ』が放送。23年4月期には前日譚でもある『風間公親-教場0-』が月9枠で連続ドラマとして放送された。
「俳優としての木村さんは、似たイメージの役が多かったことから“何をやらせてもキムタク”と言われがちでしたが、『教場』では“義眼で白髪の冷徹な教官・風間公親”という、従来のイメージを覆す役を熱演。視聴者からも評判が良く、“脱・キムタク”に成功したことで有名な作品ですよね。
一方で、『教場0』は未回収の伏線が多く、続編の制作が遅延しているとも公式にアナウンスされていたことから、ファンを待たせている作品でもありました」(前同)