■中居正広のレギュラー5番組の行方
中居のレギュラー番組を制作・放送する民放テレビ各局が、中居の聞き取り調査に乗り出したと、1月13日の『スポニチアネックス』が報じた。
調査に当たるのは取引先などに対しても人権侵害がないかを調べる弁護士や局の担当者で、トラブルの事実関係などを確認しているとされる。調査の結果や担当者の見解を受け、編成担当者が番組の打ち切りや中居の降板について最終判断することになると見られている。『スポニチアネックス』は14日朝には、中居がテレビ各局に対し、降板や打ち切りになるのは仕方がないと漏らしている、とも報じた。
果たして、中居の5つのレギュラー番組はどうなるのか――。
「中居さんのレギュラー番組ですが、まず『だれかtoなかい』は香取慎吾さん(47)が代役を務めるという報道もありましたが、3月末での終了も内定していましたからね。このまま1回も放送されずに終わってしまう可能性が高いと見られています。
中居さんの後輩である岡田准一さん(44)は、ムロツヨシさん(48)に代わる3代目MCになったのですが、MC姿を一度も見られないまま同番組は終了してしまいそうですね……」(前出の制作会社関係者)
1月12日は『だれかtoなかい』から『千鳥のクセスゴ!3時間SP』に差し替えられたが、今後は宮根誠司(61)がMCを務める『Mr.サンデー』(フジテレビ系)が22時から1時間繰り上げ、21時から2時間に放送枠を拡大する見込みとされる。
「多くの番組が打ち切り危機に直面していますが、『中居正広の土曜な会』は“存続不可能”だと言われています。『土曜な会』はニュース番組ですし、中居さんはキャスターのポジションで出演していましたからね。
女性トラブルの詳細は明らかになっていませんが、『中居正広の土曜な会』で取り上げるわけにはいかないでしょう。一方で世を騒がす一大事を“スルー”するニュース番組に説得力はない。批判が殺到することは必至ですから、テレ朝内でも“到底続けられない”となっているそうです」(前同)
新年一発目の放送が見送られた『THE MC3』は、形を変えて存続していく見込みとされる。同番組は、国民的MCとなった中居、ヒロミ(59)、東野幸治(57)の3人が、ゲストに「自分がどう思われているかを聞かせる」”日本一余計なお世話バラエティ”という看板を掲げ、24年5月6日の特番を経て、同年10月21日にレギュラー放送がスタートしたばかり。
「中居さんは降板となり、ヒロミさんと東野さんの番組『THE MC2』として続けていくという案が浮上しているそうです。ヒロミさんと東野さんは今や芸能界の重鎮。2人の手前、始まってまだ3か月の番組を“中居さんの女性トラブルで終わりです”というわけにもいかないはずですからね。
同じTBSの番組では、24年12月26日に予定されていた収録が飛んだとされる『金スマ』は、少なくとも1月中の放送はないと聞こえてきていますが、局内では“中居さんの名前を冠した番組なのでこのまま続けるのは不可能”という見方が強まっているといいます」(同)