■ファンが驚いた、中居の「自宅公開」
そんな中居は、過去に自宅について特集されたことがある。バラエティ番組制作スタッフが振り返る。
「中居さんがMCを務め、南海キャンディーズ・山里亮太さん(47)と千鳥・ノブさん(45)と共演した2020年3月29日放送の特番『中居正広の【悲報】館』(日本テレビ系)でのことです。
同番組は“悲しい知らせの中には秘宝が隠されている”をテーマに、ちょっと笑える不幸話を【悲報】として紹介するというもの。2019年9月22日に第1弾が放送され、第2弾となった2020年3月の回では、10年ほど住んでいる中居さんの自宅の家具を公開。大量のガムテープで“補修”されたダイニングの椅子や革が破れているソファなどが画面に映し出されました。
高給取りの国民的スターとは思えないボロボロの家具にスタジオからは驚きの声が上がりましたが、中居さんいわく、なかなか買い替えられないとのこと。お客さんが来たらどうするのかという共演者からの問いには“お客さん来ない”と答え、ブレないキャラをアピールしていました」
放送時のX(当時のツイッター)では、中居の自宅公開を喜ぶ声とともに、
《あれだけの稼ぎとのギャップが半端ないわ》
《めっちゃ物を大事にする、中居くんらしい椅子!》
などといった声が上がっていたが……。別のテレビ局関係者が言う。
「実は中居さん、都内に複数の物件を所持しているんです。特番で公開したボロボロの家具は誰も呼ばない“人を呼ばない自宅”だったのかもしれません。これまで中居さんは、倹約家であったり、質素だったりといった一面を世間に公開し、結果的にテレビを利用した“巧妙な印象操作”を行なっていたと言えそう。
しかし、そういったイメージがファンや視聴者に植え付けられていたからこそ、報道のギャップによるダメージも甚大です。文春からはさらなる“続報”が出るといいます。今回の騒動を受けて、一部メディアの記事には、中居さんが“家に知り合いを集めてよく騒いでいた”との証言も掲載されています」
中居は発表した“謝罪文”で、トラブルについて《双方の代理人を通じて示談が成立し、解決している》《当事者以外の者の関与といった事実はございません》と、あくまでも自分と相手だけの問題であり、かつ解決済みであることを強調したが、
「その文章の中で、《今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》と記した一文が大炎上。人気商売の芸能界に身を置きながら、自分主導で活動ができると言わんばかりの感覚のズレに疑問を呈する声が噴出しました。こうなっては、キャスティングサイドもますます地上波やCMには起用しにくくなってしまったでしょうね」(前出のスポーツ紙デスク)
潔癖症で人を家に入れることもできず、ボロボロの家具が置いてある部屋に住む中居のキャラを愛したファンの複雑な心境に、中居はどう向き合うのか――。