■中居正広の地上波復帰は極めて困難

 フランスのニュース専門テレビ局「BFM TV」や大手新聞「Le Figaro」、ドイツ最大の日本関連メディア『Sumikai』、シンガポール最大の新聞「The Straits Times」も中居の女性トラブルを報じ、国際的に注目を集める問題へと発展しつつある。

「海外でも報じられたことで、各局はより厳しく対応するようになったとも言われていますね。結果、“もう中居さんを起用しない”という判断に至ったのではないかと。特に大株主から第三者委員会を設置するよう提言されているフジテレビは、もう2度と中居さんを出せないのではないでしょうか。

 地上波番組はCMスポンサー企業なしでは成立せず、加害問題はスポンサーが最も嫌う行為でもあります。示談はすでに成立していますが、被害女性サイドはまだ怒りを露わにしていますし、1年、2年、3年……と時間が経過したとしても、中居さんの地上波テレビ復帰は難しいと考えられます。

 地上波だけではありません。テレビ朝日が出資しているABEMAへの出演も難しいでしょう。中居さんが出られるとしたら、有料会員のみが見られるNetflixやPrimeVideoの映画やドラマに限られるのでは」(前出の民放キー局関係者)

 X子さんに9000万円の解決金を払ったとされる中居。その資産は数十億円とも言われており、レギュラー番組が消滅しても生活に困窮することはないと見られている。

「中居さんが各局に対して“降板や打ち切りになるのは仕方がない”と漏らしているという報道もある。諸々の状況を考えると、浮かんでくるのは“引退”という2文字ですよね……」(前同)

“お詫び”で《今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました》と書いた中居だが、もはやそうはいかないようだ――。