一段と寒さが厳しくなるこの時期。身体を暖める激辛料理が恋しくなるが、現在、SNSでは松屋が提供する本格中華「水煮牛肉 ~四川風牛肉唐辛子煮込み~」(1180円)が話題となっている。

 “松屋史上最も辛い”と謳うほどの商品で、Xには<涙が出るほど辛い>、<スープに手を付けるのは一般人には無理無理無理>といった投稿が続出。あまりの辛さに火を噴く人が次々と出現しているようだ。

 これまでも世界のご当地料理を期間限定メニューとして提供してきた松屋。ジョージアの「シュクメルリ」、ペルーの「ロモサルタード」、マレーシアの「ルンダン」などマニアックなメニューが話題となったが、それにしてもなぜ、超激辛ガチ中華の開発に挑んだのか? 松屋フーズ広報担当の寺島慶子氏に話を聞いた。

「当社は“白いご飯に合う”ということをポイントとしています。開発段階の水煮牛肉を試食したところ『この商品なら美味しくご飯を食べられる!』と思い、商品化に挑戦しました。こだわりは辛さ(味)への妥協は絶対にしないという点。中途半端な水煮牛肉では、この料理の本当の美味しさを伝えられないと考えて商品化しました」

 SNSでは<松屋史上屈指の傑作>と絶賛する声もあがる今回の新メニュー。ガチ中華ながら“松屋ならでは”の特徴についても、広報の寺島氏はこう語る。

「牛肉やタマネギを使用することで、松屋らしさのある本格四川料理に仕上げております。好きな方にはぜひ食べていただきたいですね。今まで水煮牛肉を食べたことがないという方にも、松屋を通じてこの水煮牛肉の辛さと旨味の極上体験をしていただけたらと思っております」