■蒙古タンメンと比べると…
では、いったいどれほどの辛さなのか……。本サイト記者は真相を確かめるべく、実際に足を運び、実食してみた。
注文からほどなくして提供された水煮牛肉。まず、目を奪われたのは、見るからに辛そうな真っ赤なスープと、大量に添えられた輪切りの唐辛子だ。花椒の香りが鼻を通り、見ているだけで食欲を刺激してくる。
スープをひと口すすると、かッ、辛い……!
思わず汗がふきだした。記者が愛する蒙古タンメン中本と比較すると、「北極ラーメン(辛さ=9)」とはいかないまでも、「蒙古タンメン(辛さ=5)」と同程度の辛さではある。
鶏ベースのスープに、唐辛子と花椒、ラー油が効いた本格的な四川料理の辛さはクセになる味わいだ。牛肉やキャベツ、玉ねぎといった野菜にもしっかり旨味が染みこんでおり、ご飯がどんどん進む。
激辛だからこそ、野菜の甘みがいつもより強く感じられ、あっという間に完食してしまった。
ネット上では、このメニューを自分好みに変えたアレンジレシピも、たびたび話題に挙がっているが、
「テイクアウトにして残ったスープを活用して“替え玉”方式でもう一度お代わりを楽しむ方もいました。他にも私たちが思いつかないような食べ方をされている方も多く見受けられ、それぞれお楽しみいただいて大変うれしいです」(広報の寺島氏)
帰り道は身体が内側からぽかぽかに。この冬、本格的な激辛中華で体を温めてみては?