■「第三者である弁護士を中心とする調査委員会」に寄せられたツッコミ
Xには、
《「第三者委員会」と「第三者の弁護士を中心とする調査委員会」は全く違います》
《追及される奴が雇う弁護士の調査委員会w》
《第三者委員会では、ないんやと。どこまでも腐りきるとはこのこと》
といった厳しい意見が寄せられてしまっている。第三者委員会とは、日弁連が規定する「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」に基づく組織のこと。
その調査対象となる中居の女性トラブルを最初に報じたのは、24年12月19日発売の『女性セブン』(小学館)だった。
“密室のトラブル”が起こったのは23年にあった会食の席でのこと。当初、会食は中居とフジテレビ幹部の男性A氏、女性で行なわれる予定だったが、A氏が急遽来られなくなり、中居と女性の2人きりに。その後、密室内の2人の間に《深刻な問題が発生し、トラブルに発展した》と報じられた。
トラブル後、中居と女性側で代理人を立てた話し合いが持たれ、中居が9000万円という額の解決金を支払ったという。中居の所属事務所は代理人弁護士を通じて《以前に双方の話し合いにより、解決しておりますことをご理解ください。お互いに守秘義務がありますので、対外的にお答えすることはありません》と回答した。
一連の報道を受け、中居は日本テレビの『ザ!世界仰天ニュース』を降板。さらに1月20日には冠番組『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の打ち切りと『THE MC3』から中居が降板することをTBSが発表した。
「1月17日の会見で港社長が言及したように、フジテレビは一貫して幹部社員A氏のトラブルへの関与を否定しています。ただ、そのトラブル当日は関与していなくても、別の日はどうだったのか……。『週刊文春』(文藝春秋)には被害女性のX子さん自身が、A氏の誘いが中居さんとの最初の会食のきっかけだったと話していますし、1月20日のスポーツニッポンの記事にもトラブルになった23年6月の会食の2年ほど前に開催された、A氏がセッティングした食事会で中居さんとX子さんは親睦を深めたとあります。
報道の通りなら、A氏が中居さんとX子さんをプライベートで引き合わせたということになりますが、その後、2人は一緒に仕事をする仲になり、23年6月にトラブルに発展することになったと……。この辺りの詳細、A氏が中居さんとX子さんの関係にどう関与していたのかを明らかにすることが、問題解明のためには重要になってくるはずです。
知り合ったきっかけはA氏かもしれないが、あくまでもトラブルは大人の男女間のものではないか、という意見が一部にはあります。その一方で、フジ幹部のA氏の動きから始まった仲で、中居さんとの会食も業務の延長で、X子さんは中居さんからの誘いを無下に断るとA氏にも会社にもダメージが出て、自分の仕事にも良くない影響が出る恐れがあるから断れなかった、という考えもある。トラブルに関して今、その2つの見方が言われています。これも、聞き取り調査によって見えてくるはずだとは思われますが………」(前出の民放キー局関係者)