■坂上忍も「圧力はあった」と告白
2月18日、『NewsBAR橋下』(ABEMA)にゲスト出演した坂上自身が、政治家から圧力があった、と告白する場面があった。
事前アンケートで当時の番組作りについて「圧力はあった」と記述していたという坂上。最近のテレビは圧力ではなく忖度で、大人しくなっているとしつつも、「チーフプロデューサーに、直電かけて“なんちゅう放送の仕方してるんだ。もうやめろ”って。要するに圧力じゃん、それは」と、政治家から直接連絡が入ることもあったと告白。続けて「それは名古屋の河村(たかし)市長ですよ」とぶっちゃけた。
河村たかし市長(74)とは何度かやりとりを経て、向こうから「俺もそんなつもりじゃなかった」といった具合に、態度を軟化させる場合もあると説明する一方、「裏で僕に聞こえるように“あの先生だけは無理なんです”とかってささやく人はいるのよ。まぁ、森(喜朗)さんと二階(俊博)さんだけど。本当多かった。“やっぱ怖えんだ!”と思って」と暴露していた。
「河村市長については冗談めかして語っていました。また、森喜朗氏(65)、二階俊博氏(84)は“本当に怖い”と暴露していたわけですが、実際にはさらに菅政権の内部から直接、日枝氏に連絡が入っていたと言いますからね……。
しかも、菅政権は硬派なニュース番組以上に『バイキング』のようなワイドショーをチェックしていて、時には動くこともあったといいます。そこには、庶民に届きやすいワイドショーをコントロールしようという意図があったと見られていますね。
安倍政権時代の圧力が明るみに出てきつつありますが、菅政権時代にもそうしたことは引き続き行なわれており……結果的に『バイキング』が終了に追い込まれた、といいますね」(前出の制作会社関係者)
今国会で安倍政権、さらには菅政権がメディアにかけてきた圧力の裏側が明らかになっていくのだろうか!?