■7月期の月9が“白紙”か “タイアップ企業”にも問い合わせたが…
4月期の月9ドラマはすでに撮影が進んでいるようだが、より深刻な状況にあるのが7月期だという。
前出の制作会社関係者は話す。
「フジテレビでは当初、7月期の月9ドラマとして、航空会社を舞台とした作品を計画していたといいます。そして、大手航空会社とのタイアップも決まっていたそうなんです」
フジテレビでは、これまで堀北真希(36)主演の『ミス・パイロット』(2013年10月期)や、綾瀬はるか(39)主演のフジ制作の映画『ハッピーフライト』(2008年)といった、航空会社の全面協力で実現した人気作品がある。
「今年7月期の月9でも、航空会社とのタイアップで、撮影協力もする形でドラマが制作される予定だったのですが、勃発した騒動の影響でタイアップが白紙に。制作もストップしたと聞こえてきています。
『エマージェンシーコール』も『最後から二番目の恋』もそうですが、外部からの協力やタイアップありきの作品は、当面、難しいでしょうね……」(前同)
小サイトはフジテレビに、7月期の月9ドラマが、航空会社とのタイアップが白紙になり、制作が止まったと言われている件を問い合わせたところ、「制作の詳細についてはお答えしておりません」ということだった。
そして、航空会社にも月9ドラマとのタイアップが白紙になったとされる件などを問い合わせたところ、「担当より折り返しをいたします」ということだったが、折り返しの連絡はなかった。
数々の名作ドラマを生み出してきたフジテレビの「月9」。現在放送中の『119エマージェンシーコール』にも《エマージェンシーコール面白いから打ち切りにしないでほしい》とった”面白い”という高評価の意見も多くあるが……フジテレビドラマが今、危機を迎えているのは間違いないだろう。